東大、京大、一橋、東京科学大学(東工大、東京医科歯科大学)、地方旧帝国大学、神戸、
早稲田、慶應義塾、上智、東京理科、ICU、MARCH、関関同立など。
★同じ題材、テーマの研究で、名前が違ういろいろな研究科に全勝
東京大学大学院農学生命科学研究科
東京大学大学院新領域創成科学研究科
一橋大学大学院社会学研究科
早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科
Q . 東大大学院合格おめでとうございます。受験の準備をする前と合格した今では、大学院入試へのイメージはどのようにかわりましたか?
A . ありがとうございます。受験準備以前は、大学院入試では研究テーマの専門性や深い知識が問われるものとイメージしていました。そのため、志望する研究科は一つの分野に絞り関連知識を高めておかなければと思い込んでいました。
赤田先生のご指導やいくつかの研究室訪問を通して、一つの研究テーマに対してもさまざまアプローチがあり、研究科名にとらわれずに柔軟に情報を集めていくことが重要だということを知りました。実際に、共通の研究テーマで領域の異なる複数の研究科に出願しましたが、おかげさまで全て合格をいただきました。
Q . 社会人の場合は、実務経験に関連したテーマを設定すると合格しやすいものでしたよね?
社会人の合格必勝法はどういったものだと思いますか?
A . 社会人としての活動を経ての進学となりますので、「なぜ長い社会人経験を経て今から大学院に進学したいのか」という点について説得力のある志望動機や研究テーマであったことが、合格を複数いただけた理由だと思っています。
受験を考え始めた当初は、日常生活に根ざした研究テーマと、実務経験に関連したテーマの両方を用意していたのですが、研究室訪問では明らかに後者のほうが先生方から納得いただけている感触がありました。
Q . リスキリングがブームになっていますが、ワークライフバランスを考えて学ぶことは、人生の充実につながりますよね?
A . 既存スキルの延長線上で実務にあたっていくだけでは、仕事の広がりも人としての広がりも先が見えてしまうように思います。大学院入試の準備の中で、これまで触れることのなかった領域の書籍を読んだり、関心を持っていた分野でも全く異なる角度からのアプローチを知ることができ、思考の幅が広がるのを感じました。
実業務や出産育児などの経験の中から得られることも多くありますが、自らテーマを決めて学ぶ場を持つことで、仕事にも日常生活にも新たな視点で臨んでいけるのではないかと期待しています。
Q . 東大、一橋、東工大、早慶など、無理なく効率的に同じような準備で併願できましたよね?
併願の大切さについて思うところを教えてください。
A . 受験した4研究科とも、最終的に一つの研究テーマで出願しました。設定したテーマで指導いただくことが可能な研究科を赤田先生からご教示いただいたことで、効率的に準備を進められたと思います。面接試験については、試験のたびに対応力があがっていくように感じました。いくつか併願したからこその合格だったともいえるかと思います。
また、合格をいただけても必ずしも希望した研究室の配属となるとは限りませんし、仕事を続けながらの進学の場合、履修計画やキャンパスへのアクセスなど含め両立のしやすさも検討しなければなりません。いくつか併願した結果を受け、最終的に最適な進学先を選択できたため、入学後の具体的な見通しを持てるようになりました。
Q . なんでもいいので、これから受験をする人に何かアドバイスをお願いします。
A 研究計画書を書くときは、いったん書き上げたあと、論理性を中心に何度も見直すことをお勧めします。内容はもちろん大事ですが、このプロセスを踏んだことで面接試験での質疑にも大きく躓くことなく応答できたように思います。
また面接の際に少し辛口の指摘が入っても慌てないようにするために、自身の研究テーマに関する知識を確かにしておくだけでなく、受験する研究科の関連書籍を数冊読んでおくと安心です。何度か厳しめの指摘をいただいた場面もありましたが、研究科の定番書籍の名を挙げたり、その分野のキーワードを入れて返答できたりした時は、面接官の先生からポジティブな反応を得られたように感じました。
大学院進学の準備を始めた当初は考えもしなかった東大大学院に進学することになり、自分でも驚いています。赤田先生から示唆いただいた基本書籍を幅広く読み、可能性を広げることをお勧めします。
★40代で東大でリスキリング。在学中もためにある学びで、修了後のネットワークもすごくためになる。
東京大学大学院工学系研究科都市持続再生学コース(まちづくり大学院)
Q . 40代でのリスキリングでの大学院進学でした。今は修士号を取得して学びが一段落しました。岸田総理がリスキリングを推奨していましたが、大人になってから学び直すことも有益だったと思います。いかがでしょう?
A .はい、もともとビジネススクールでの学びと投資銀行での経験をベースに不動産投資を事業としていた次第ですが、新たに特に行政側からの不動産自体の業界基礎知識を改めて取得したことで、投資実務自体に自分なりの確信を揺るぎないものにすることが出来ました。
Q . 仕事へのメリットという実利的な面もあったことでしょうね?
A .はい、特に各種自治体の建築主事を務める同期などとのリレーションも構築でき、各エリアにおける今後の再開発の動向や蓋然性の高低についても理解が深まり、投資リターンの実現可能性が高まったと感じています。
Q . 大学院修了後の同窓会、人的パイプ、社会的ネットワークなどは活き続けるでしょうね。多様なバックグラウンドの人たちと一緒に学んだわけですのが、異業種交流会のような毎日で刺激的だったことでしょうね?
A .はい、多様な行政関係者に加え、電鉄・シンクタンク・コンサル・議員などなど、今まで以上に広い業界の方たちと懇意になり、今でもそのリレーションは変わらず続いております。
Q . 東大の大学院の併願ですが、大学院の研究科の名前、専攻、コースの名前は違っても、実は同じような準備で併願できるところがかなりあり、併願選択肢は実は多かったですよね?大学受験の時に、文1,文2,文3、理1,理2、理3から1つを選んで出願するというのと違って、1年間にいっぱい併願できるのが大学院受験です。
A .はい、実際 私の修士論文のテーマ自体は実は経済学寄りだったわけですが、教授が都市経済学・統計学を研究テーマとされていたことから、問題なく研究に没頭することからできました。
Q . 指導教授になってくれる人を探すことは、人間としての相性もあるので、単なる学力勝負でもなく、就職活動、転職活動に似ている面も大きいものです。これから受験の人たちに何かアドバイスをお願いします。
A .事前に先生方にお会いして、なによりまずは研究テーマを題材としながら相性や、柔軟性について確認されることを強くお勧めします。
Q . そうですか、本当に充実した大学院生活だったようですね。修了路にもずいぶんと学びが活かされていますね。最近の大学院は、文理融合が進み、東大の工学部だけれども、文系の人もOK,農学部、医学部も同様です。既成概念にとらわれずにチャレンジすると、多くの選択肢があります。より多くの人が充実した学びをして、人生をよりよいものにできるといいですね。
★大学受験は総合型選抜で進学。大学院入試にも、総合型選抜に似た形式の一般入試もいろいろある。「100%勇気」「負けないで」「栄光の架橋」。
東京科学大学大学院環境社会理工学院社会・人間科学コース
早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科(理工学術院)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)
Q . いろいろ受かりましたね。おめでとうございます。
A . ありがとうございます。複数の大学院に合格することができ、大変嬉しく思います。これまでの努力が報われたことに、安堵と喜びを感じています。
Q . 大学受験は総合型選抜で進学なさり、大学院はご両親の勧めがあってやろうと決心したのですよね?親にすすめられての受験だと、大学院受験を突破できるかどうか心配だったことでしょうね?
A . はい、私は大学受験を総合型選抜で進学しました。大学院進学については、自分の将来を考える中で選択肢の一つとして考えていましたが、最終的に両親の勧めも後押しとなり、本格的に受験を決意しました。確かに、親に勧められての受験だったので、自分に本当にできるのか、学力的にも精神的にも乗り越えられるのかという不安は大きかったです。しかし、準備を進めていくうちに「自分がやりたいこと」「大学院で学びたいこと」が明確になり、次第に前向きな気持ちで取り組めるようになりました。
Q . 入試科目ですが、
東京科学大学大学院環境・社会理工学院社会・人間科学コースが
TOEICと研究計画書を提出しての面接、
早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科
もTOEICと研究計画書を提出しての面接、
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科
は、英語がなくて小論文と面接(研究計画書提出)でした。
無理なく併願できたと思います。いかがでした?
A . それぞれの大学院で異なる入試科目がありましたが、出願要件や試験内容をしっかり確認し、無理なく併願できるように計画を立てました。
東京科学大学大学院環境・社会理工学院社会・人間科学コースと早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科は、どちらもTOEICと研究計画書を提出し、面接試験を受ける形でした。このため、英語のスコア対策と研究計画書のブラッシュアップに集中することができました。
一方で、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科は英語の試験がなく、小論文と面接が課されていたため、論理的思考力や表現力を鍛える対策を重点的に行いました。
こうして比較的効率よく準備を進められたことで、受験自体の負担も軽減され、冷静に取り組めたと思います。
Q . 大学受験は、総合型選抜で合格して進学したそうですが、大学受験の総合型選抜については情報も多く出回っていますし、塾もいっぱいあります。大学院受験は、昭和の頃のマニアックな人が行くというイメージのまま広まっていて、多様な大学院、多様な進学目的、多様な入試科目の大学院があり、社会に広く開かれていることがあまりまだ知られていません。「大学院受験は情報戦」なんですが、どのように思いますか?
A . 確かに、大学受験の総合型選抜については情報が豊富で、塾や予備校のサポートも充実しています。一方で、大学院受験はまだまだ情報が少なく、「大学院に進学するのは一部の研究熱心な人」という昭和時代のイメージが根強く残っていると感じました。
しかし、実際には、現在の大学院は多様な目的を持った人々に開かれており、入試方式も多様化しています。そのため、情報収集が非常に重要になります。私も、先輩や教授、インターネットを活用して、必要な情報を徹底的に収集しながら受験に臨みました。大学院受験はまさに事前のリサーチが重要だと実感しました。
Q . 「100%勇気」など何か受験応援ソングなどはありましたか?気分転換は大事ですよね。
A . 受験勉強のモチベーションを維持するために、音楽はとても大切でした。私は「100%勇気」や「負けないで」「栄光の架橋」など、前向きな歌詞の応援ソングをよく聴いていました。特に気分が落ち込んだときや、勉強に疲れたときに音楽を聴くことで気持ちをリフレッシュできました。また、適度に運動をしたり、友人と話したりすることも、良い気分転換になりました。
Q . 始める前の大学院受験へのイメージと合格後の大学院受験へのイメージはどのように変わりましたか?
A . 大学院受験を始める前は、「とても難しいもの」「一部の優秀な人が挑戦するもの」というイメージを持っていました。しかし、実際に取り組んでみると、準備の仕方や情報収集次第で誰にでも挑戦できるものであると感じました。また、面接を通じて教授と直接話す機会があったことで、大学院での研究の具体的なイメージが湧き、さらに学びたいという気持ちが強くなりました。
Q . これから受験の人たちに何かアドバイスをお願いします。
A . これから大学院受験を考えている方へのアドバイスとして、まずは「自分がなぜ大学院に行きたいのか」を明確にすることが大切だと思います。志望理由がしっかりしていれば、研究計画書の作成や面接でも自信を持って答えられるようになります。
また、情報収集を怠らないことも重要です。各大学院の入試制度や求められるスキルは異なるため、しっかり調べて対策を練ることが合格への鍵となります。さらに、受験勉強は長期間にわたることが多いので、焦らず自分のペースで取り組むことを意識して頂けたらと思います。
Q . 最後の質問です。あなたにとって、大学院受験とは何でしたか?
A . 私にとって、大学院受験とは「新たな挑戦」でした。単に学歴を得るためではなく、自分が本当にやりたいことに向き合い、未来への道を切り開くためのステップだったと思います。受験を通じて、自分の考えを深め、論理的に伝える力を養うことができました。そして何より、「努力は報われる」という実感を得られたことが、これからの人生においても大きな自信につながると感じています。
Q . そうですか、新たな学校のキャンパスライフを満喫し、未来に羽ばたいてください
A . ありがとうございます!大学院での新たな学びに胸を躍らせながら、自分の研究を深め、さまざまな人と交流し、新たな経験を積んでいきたいと思います。これからも好奇心を持ち続け、自分の目標に向かって努力し続けます。そして、将来は学んだことを社会に還元できるような存在になれるよう頑張ります!
Q . やりたいことやったもん勝ち青春ならですね。もうがんちゃったいましたし、やり切っちゃいましたね。100%勇気を発揮して成長できましたね。負けずにがんばった栄光への架橋が大学院受験でしたね。
★悠仁さまが筑波大学に進学なさった同じ時期に筑波でキャンパスライフ。リスキリングは人生の質が豊かになる。欧米ではリスキリングは当たり前。
筑波大学情報学群知識情報・図書館学類
明治大学公共政策大学院
Q . 筑波は、サッカーのゴン中山(ゴンゴール)、井原(アジアの壁)、三笘薫選手(卒論はドリブル)、『ベルサイユのばら』の池田理代子先生、株式会社ポケモンの社長、タリーズコーヒーの創業者、杉村太蔵、元NHKの武田真一アナウンサーなどダイバーシティな人が学びました。箱根駅伝の第一回大会に参加した古豪です。教員には、ノーベール賞の白川英樹博士、朝永振一郎博士、江崎玲於奈博士とそうそうたる方々がいらっしゃいます。柔道を作った喜納治五郎は灘中学高校の設立にも関わっています。筑波出身の教育者はとても多く日本の教育界にもすさまじい貢献をしていますね。そして、悠仁さまがご入学なさり、ますますの発展が予想される名門です。明治大学大学院での学び、筑波大学への編入しての学びと、2回のキャンパスライフなどについて今日は教えてください。よろしくお願いします。
A . はい、こちらこそよろしくお願いします。
Q . 岸田総理がリスキリング(社会人の学び直し)を推進したこともあり、この数年で、学校に通う芸能人が目立っています。アメリカだと年齢にあまり関係なく、キャンパスで学ぶ人もいます。キャンパスにはミドル、シニアもちらほらといらっしゃることでしょうね?
A . 大学院には、社会人が多いです。社会人が学びやすいように、すべてオンラインでの授業形態のようです。しかし、大学のほうは、ほとんどが高校卒で受験した子ばかりです。編入生では、高専や短大からの編入生や大学卒の子たちなど、若い子たちばかりです。でも、科目等履修生にはたしかに50代や60代の方もちらほら見かけます。私より年上の方もお見掛けしますよ。
Q . 松田聖子は中央大学法学部の通信教育部を卒業しましたし、歌手の相川七瀬さんは國學院大學神道文化学部から國學院大學大学院文学研究科に進学して民俗学を専攻しています。また、麻木久仁子さんは放送大学に入りましたし、小倉優子さんは、白百合女子大学の児童文化学科から、日本女子大学の食物学科に編入されました。日本女子大学を中退していた向井亜紀さん(プロレスラーの高田さんの妻。旅サラダ元MC)は、母校の通信教育コースに復学して学んでいらっしゃいますし、おバカタレントだったスザンヌさんも大学に通っています。男性では、おバカタレントとして活躍した、つるのさんが短大で保育士の資格を取得し、4年制大学の東京未来大学に編入して心理学を学んだり、歌手の橋幸夫さんが京都藝術大学の通信教育部で芸術、書道を万田りしています。少し前には、欽ちゃんが駒澤大学仏教大学に進学し、弟子の東貴博さんが駒澤大学法学部に進学しましたね。なにはともあれ、リスキリングが広まっており、いきいきと学ぶミドル、シニアが多い社会はいい社会だと思います。いかがでしょう?
A . 欧米では、ずっと昔から、生涯学習が進んでいます。誰もが学びやすい社会づくりが活発です。例えば、ドイツでは中等学校中退者のための補習コースや移民を包摂していくような生涯学習もあります。スウェーデンでは、労働組合や宗教団体、環境保護団体などが運営している成人のための学校教育もあります。障害者、失業者、移民など、教育的・社会的・文化的に不利な立場の人々を対象とする教育活動の優先を明示する法令もあります。また、スウェーデンでは、3人以上集まれば学習サークルを作れ、補助金ももらえる仕組みもあります。講師は自分たちで見つけられるため、教師と生徒の関係ではなく、ともにファシリテーターとなって学べるんです。日本では最近になってリスキリングという言葉をよく耳にするようになりましたが、今頃になって学び直しする中高年を取り上げられること自体、時代遅れなのだと感じます。どんな年代の人もいつでも普通に学べる日本になると良いと思います。学びは自由ですから。
Q . 『冬のソナタ』のヨン様(ペ・ヨンジュン)が大学に進学したのは28歳の時でしたし、アパホテルの帽子の女性社長(元谷社長)が法政大学に進学したのはアラフィフでしたし、さらに早稲田大学大学院にも進学なさっています。法政から早稲田というパターンはよくあり、『飛んでイスタンブール』の大ヒットで知られる歌手の庄野真代さんは文化人類学を専攻なさって幅広くご活躍です。プロ野球の工藤公康さん、吉井投手など引退後に筑波の大学院で学ぶ人たちはすくなくありません。また、元AWA世界ヘビー級チャンピオンのジャンボ鶴田さんは、40歳を過ぎてから、科学的トレーニングの研究で筑波大学大学院で研究なさいました。学びたい時がその人にとって、進学の適齢期だと思います。リスキリングって楽しくてためになりますよね?費用がかかるコースには、半額もどってきたり、条件によっては全額無料になる仕組みもあります。
A . とくに私立大学や大学院には給付型の奨学金があります。私は明治大学大学院のとき、給付型の奨学金を最高額頂くことができました。そういった制度を活用することが、無理なく学べるコツだと思います。貸与型奨学金だけが奨学金ではないです。貸与型は返済が大変ですから。よく調査して、チャレンジすべきだと思います。
Q . 悠仁さまは2025年4月に、筑波大学院進学なさり、生物学を学んでいらっしゃいます。悠仁さまと同じ時期に筑波で学ぶことは、話のタネになりますし、一生の思い出になることでしょうね。筑波は盛り上がっていますか?
A . 入学当初は話題になっていましたが、今はそうでもないです。学生たちは勉強や毎日の課題に忙しくて、それどころではない感じです(笑)。悠仁さまが学んでいらっしゃる生命学類キャンパスの学食は、いちいち学生証を提示しないと入れなくなってしまいました。以前は一般人も入れたのですが、いまは学生証を持っている人じゃないと入れないようです。
Q . 筑波大学に通う人にぜひおススメの飲食店はありますか?プロレスファン界隈では、三沢光晴、小橋建太、川田利明、田上明の四天王プロレスだった、田上明選手が引退後に筑波の近くの牛久市で経営している『ステーキ居酒屋チャンプ』が有名ですが。そういえば、日本の『タリーズコーヒー』を創業した松田氏は、筑波大学出身で、銀行員を経てカフェを卒業し、その後は参議院議員にもなりましたね。自然が豊かな筑波市あたりはおいしいものが多いのでしょうね。
A . 筑波大学の中央棟にある学食は、学食という雰囲気ではなく、レストランと言ってよい学食があります。値段も600円ぐらいなので安くて美味しい学食が食べられます。中央図書館に近い場所には、「粉とクリーム」というパン屋さんが入っています。ここのパンは美味しいです。また、ここの学食は、パスタが美味しいです。500円からパスタセットが食べられます。学食以外では、近くに「らんぷ」というカフェがあるのですが、ランチは680円ぐらいからあります。早くておしゃれで美味しいので、私はよくここのカフェに行っています。それから、春日キャンパスのすぐそばに「東京バル」というイタリアンレストランがあります。ここはおしゃれで、ちょっとワインを飲むのに良いです。パスタやピザも美味しいです。その他にも、とにかく筑波大の周辺には、学生たちが大好きなラーメン屋さんや、格安で呑める居酒屋もたくさんあり、全てのお店を制覇するのは大変です。
Q . そうですか、魅力的なグルメスポットが多いですね。悠仁さまもその学生グルメを味わわれるといいですね。
A . どうでしょうね。私はいろいろなキャンパスの学食の食べ歩きをしていますが、悠仁さまにはいまだにお会いしたことはないですね~ お毒見をしたものじゃないと食べないのかなというイメージですが、将来の天皇陛下ですから、庶民がどんなものを食べているのか、試食してみて欲しいですね。
Q . 女性はかつては短大でいいと言われがちで、短大にしか行かせてもらえないことがよくありました。シニアになって彫金をちゃんとなさっていて、学習意欲がある人は、リスリングをしにキャンパスに入って、第二の青春を送るのもいいでしょうね。若い人と交流したり新しいことを学ぶことで若返るなどいいことがたくさんあります。
A . 最初は、若い子たちの中にはいって、おばちゃんは、若い子からどういう目で見られるのかと思っていました。今は、その若い子たちとも仲良くなって、恋バナを聞いて楽しんでいます。自分に「おばちゃん」というレッテルを貼っているのは自分自身だったんだなと実感しています。
Q . 大学、大学院に行こうか迷っているミドル、シニアに何かアドバイスを何でもいいのでぜひお願いします。
A . 自分の年齢に壁をつくらないことが大切なんだと思います。「〇〇歳だから無理」「もう覚えられない」っていうのは自分から学ぶことに対して壁をつくっているんです。「私の夢は本当はこうだった」と少しでも思うなら、その夢に向かっていくつになってもチャレンジするべきです。一歩を踏み出してしまえば、あとは突き進んでいくだけですから。
Q . 筑波大学大学院は、茨城県のキャンパスだけでなく、東京の茗荷谷にも社会人向けの各種の専攻、コースがある大学院のキャンパスがありあす。明治大学大学院は、御茶ノ水キャンパスだけでなく、明大前駅の和泉キャンパス、中野キャンパス、理工学部と農学部の生田キャンパスにも大学院があり、多様な学びができます。理工学部と農学部の大学院には文系でOKのところもあり、ジャニーズの伊野尾くん、俳優の向井理さんのような理系イケメンが学んだところで理系でない人も学べます。筑波出身の杉村太蔵さんは、国会議員を経て慶應義塾大学大学院で学びました。逆に、明治大学出身で、慶應の大学院を出たエド・はるみさんは、筑波大学大学院のは博士課程に進学なさって研究を続けていらっしゃいます。今の時代は多くの学校でリスキリングしやすくなっています。年齢を理由にあきらめずに学ぶ、ミドル、シニアが増えるといきいきとした社会になっていいでしょうね。青春は年齢でなく、心の持ちようですね。
A . その通りですよね。見た目は歳と共に老化していくのは仕方ないですが、考え方は若くいられますね。
★専攻を変えたら就職活動が随分よくなった。
慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應ビジネススクール)
Q . 大学院受験の動機は?
A . 文学部で学び、就職活動をしたのですが、納得がいく企業からの内定をいただけず、親と相談して準備を始めて合格をいただきました。
Q . 文学部から、MBAの経営学の大学院というのは大きな転換でしたね?
A . はい、赤田講師に最初に言われた時は、分野が違うので戸惑いましたが、話を詳しく聞いていくうちに、慶應のMBAの入試では経営学の詳しい知識は必要なく、研究計画書、小論文、面接で対応できると聞き、やってみようと思いました。多くの人が勘違いをしていますが、MBAの大学院では経営学の知識は進学後に学ぶので受験時には特に経営学の知識を求められることはあまりないです。
Q . 進学してみていかがでしたか?
A . 最初のうちは授業についていくのに慣れるのがたいへんでしたが、社会人、留学生、新卒のみんなで協力し合って乗り切り、実力がついていくのを実感しました。
Q . 文学部とMBAの時の就活の違いは感じましたか?
A . ええ、文学部のなかでも企業からあまり歓迎されない分野を専攻していたと思うので、人気企業では最終面接までは行っても最後で落ちることがあったり、あまり人気がない企業からは内定をいただけました。MBAに専攻を変えたところ、面接官が前のめりで話しかけてくださることも目立ち、結果的に大満足の企業から複数の内定をいただけました。
Q . いわゆる「専攻ロンダリング」ですね。
A . まぁ、そういうことになると思います。学校名が同じでも、やっぱりどの学部、研究科だったかで就活での企業からどう思われるかは変わってくると思うので、大学院で学部とは違う専攻に進むのもいいと思いますよ。
Q . ほんとうによかったですね。生涯賃金が上がると、親御さんも納得するでしょうしね。よかったですね。
★MARCHから慶應の院にステップアップして大学教授に。慶應に進学して人生がひらけた。
慶應義塾大学大学院(社会学系)
Q . MARCHから慶應義塾の大学院にステップアップなさって大学教授への道が拓けたと思います。日本も学歴社会ですので、MARCHから慶應へのステップアップは人生において大きかったでしょうね?
A .とても大きかったですね。学部を卒業した後、慶應の大学院に行かなければ、その後の人生は拓かれなかったと思います。私は慶應の研究計画書の提出期限10日前位に大学院に行くことを決意して、その後、赤田先生に毎日のように面談をしてご指導をいただき、睡眠時間も限界まで削りながら研究計画書を作りました。このスケジュールはとても人にはお勧めできませんが、かなり無理なスケジュールで頑張る学生にも、励ましながら的確にご指導いただき、親身に並走してくださった赤田先生には今でも感謝しております。
Q . MARCHもすごいと言われますが、早慶だと相手にとってのインパクトが大きくなりますよね?オリエンタルラジオの藤森さんが明治大学(政治経済学部)で、中田さんが慶應義塾大学(経済学部)であり、くりぃむしちゅーの有田さんが立教大学(法学部)で、上田さんが早稲田大学(教育学部)です。なんとなく、中田さん、上田さんがそれぞれのグループで主導権を握っているような印象もあります。MARCHと早慶の違いって何だと思われますか?
A .私は学部の母校の大学も素晴らしい大学だと思っています。今でも母校を卒業できたことを誇りに思っていますし、そこでの恩師からのご指導や大学での学び、仲間には心から感謝しています。その環境でないとできないこともありました。私にとって最高の学部はMARCHの母校だったと思います。
そのうえで、もちろん中身がない人もいると思うのですが、慶應というとやはり、私大のトップという形で自分も誇りを持っている人も多いですし、それはすごい自信になります、また、社会からの見方もそういうものがあると思います。
私は、大学院の力を借りて、本当に人生を拓こうと考えていたので、大学院に入学後、肩書に加え、中身も身に付けたいと思うようになりました。
私の所属した慶應の大学院の研究室、そし大学院で出会った熱心な人たちはみな、慶應は日本の私立大学の頂点という誇りがありました。そして、誇りに胡坐をかくのではなく、一番であり続けるため、頂点であるからこそ、底なしに頑張り、研究をすることを求められました。そして、そこにいた仲間はそういう頂点としての責任感や矜持をもっている人たちでした。頂点であろうとすることが当たり前の環境で、頂点であろうと戦い続ける人たちと同じ場所で研究でき、仲間になれたことは最高の財産です。
もちろん慶應すべてがそうとは言えませんし、ごく一部の特にエッジの効いたグループの文化だとは思うのですが、1年半も大学院棟にベッドを持ち込んでずっと泊まり込んで研究しても、周りが認めてくれる、周りが応援してくれる、一緒に頑張る仲間がいる、これは最高でした。やはり、アスリートもそうだと思うのですが、徹底的に頑張りたい人は徹底的に頑張れる人と一緒にいた方が自分も伸びれますし、人生も充実すると思います。大学院を卒業する時に、ご指導してくださった先生が「君たち位のインテリなら、社会をより良く変えることくらいはしてください」という旨のメッセージをくださったのですが、この言葉を本気で受け止めることができるくらい、思いっきり研究できたことは本当に感謝しています。
Q . 学者を目指さなくても、人生のブランディングという観点から、学歴は有効だという意見もありますよね。社会的信用を得やすいと言いますか、、、
銀行から融資を受けやすかったり、不動産屋さんが親切にしてくださったり、選挙で有利だったり、ホストクラブで注目されたり、アイドルがQさまなどに出演できたり、、、
A .それは間違いないですね、よいかわるいかはさておき、社会的事実として学歴が、象徴的な資本として活用されるのが日本社会だと思います。中身で判断してくれるほど、人が他人をじっくりと見てくれることは少ないですし、わかりやすい肩書が好きな人が多いのは事実だと思います。ブランディングには間違いなく有効だと思います。
Q . MARCHももちろん凄くて、たとえば、プロレスラーの大仁田厚選手は、40歳を超えて高校を卒業し、まずは東京ディズニーランドの近くの明海大学に進学されたものの、明治大学を受け直して、明治に合格して進学し、明治大学在学中に参議院議員になり大きな話題になったのが21世紀の最初でした。MARCHも凄いですが、早慶はさらに、知名度がありますね。プロレスに例えると、早慶は、ジャイアント馬場、アントニオ猪木で誰でも知っていて、MARCHがジャンボ鶴田、藤波辰爾などなのかもしれませんね。前田、高田、長州などもいますが。知名度はやはり馬場、猪木にはかないませんよね。
A .どこにいても学べると思います、ただ、やはりブランド力が強いのは事実だと思います。
Q . また、研究者になるにあたっては、MARCHも可能性はありますが、早慶や難関国立だとさらに可能性が広がりますよね?ノーベル物理学賞の小柴博士は、明治大学理工学部に進学し、仮面浪人で東京大学理学部に入り直しましたように。小柴博士のお弟子さんでノーベル物理学賞を受賞した梶田博士は、埼玉大学理学部から東京大学大学院理学系研究科に進学して小柴博士の指導を受けてノーベル物理学賞でした。
A .これは間違いなく広がりますね。実際に大学の先生方も大学名は見ていると思います。そして、実際に難関大学に行くほど、厳しい研究力が求められ、強い力を持つ仲間や本気で研究者になろうとする仲間も沢山います。そういう面で力もつきます。そして、やはり、自分は研究者になれる大学院で学んでいるのだと、自分自身に自信や確信を持つことができると思います。なってあたりまえ、だと思って将来を意識して研究するのと、なれるかわからない、と他の道を模索しながら研究するのでは、基準となる自分への厳しさや動き方、そして将来も異なると思います。
Q . 大学院に進学する人で、かたくてまじめなことを研究したいことにするといいだろうと思って、ニュースで話題になっているような、震災復興、格差是正、子どもの貧困、教育格差、LGBTQ、夫婦別姓、戦争反対、世界平和など、特に詳しくもなく、何の活動もしたことがないことを研究しようと思う人がよくいますが、他の受験生で、ほんとうにそうした社会問題にとりくんで来た人にいかにも負けそうなことを研究しようとする人がいます。自分が詳しいものを題材にして研究をするといいですよね?さかなクンにとっての魚のように、何か詳しいことがある人は、それを題材にした研究をしていくといいですよね?研究に迫力が出ると思いますし。
A .もちろん、まじめなテーマもとても大切だと思います。ただ、私はいつも学生に、やりたいこと、できること、やる価値があること(新規性のある知見を産み出せること)の3つが合わさったことをやるようにと伝えます。真面目なテーマで、何十年も研究してきた方や実務家の形が見いだせなかったような新しい知見を出せればいいのですが、現実的には限られた期間ではなかなか難しいと思います。私は慶應の入学式で、大学院は勉強する場所ではなく、研究する場所だと言われました。私は、大学院という研究する場所で新しい知見を産み出すためには、固いテーマよりも自分の知っているテーマの方が、成果を出せると判断しましたし、それに価値があると確信していたので、そうしました。
Q . 大学でゼミをなさっていて、授業のレポートやゼミの卒業論文に、いかにも関心ないけれどまじめそうなことを書こうとする人もいると思います。若者なら若者らしいことを研究した方が、迫力がある論文になって、指導する側としても楽しいのではないでしょうか?
A .正直に申し上げて、いくら謙虚に大学教授がふるまったとしても、学部生の何十倍も本を読むスピードや理解度が高い先生方が多いと思います。なので、先行研究がたくさんある分野では、ちょっと本を読めばすぐに、その分野のことがわかります。でも、若者しか知らないことには先行研究がないのです。調べようもないし、あったとしても薄い内容のものしかない。そういう自分が知らないものや、新しいものを見せていただけるととても面白いです。そして、どんなに未熟なところがあっても、そういう誰も踏み入れていないところから産み出してくださった、その人自身の新しい視点や知は、とても魅力的ですね。
Q . かたくてまじめなことに取り組んで来て、読書もしっかりしている人はそういうことを
研究していいですが、そうでない人は、若者文化、ユースサブカルチャーなどで、その学生が詳しいことを研究した方が何かといいですよね?
A .もちろん相性もあると思うので、かたくてまじめでもいいと思うんです。何十年もかけて是非追及していただければと思います。でも、若者文化やユースサブカルチャーからも、社会を映し出すような知見や新しい時代の流れを見出すことができると思います。自分が興味があることや、自分が詳しいものの価値、それにかけてきた自分を評価してほしいと思っています。
Q . 若い人が詳しいことは、音楽、カラオケ、吉祥寺、新宿、渋谷、アイドル、ジャニーズ、乃木坂46,K-POP、占い、ダンス、ファッション、映画、ドラマ、スマホ、SNSなどいろいろあります。中高年の教授が、いったいどうなっているんだろう、と関心があるようなことを研究すると、受験生はいきいき研究できますし、指導する教授は新しい知識が増えてWINーWINになると思います。その人に似合っているテーマに取り込むと、受験でいい結果に結びつきやすいと思います。いかがでしょう?
A .私は個人的にはそういう研究が好きです。ただし、まじめな先生もいます。なので、自分が詳しいことを面白いと思ってくれ、実際に研究室に受け入れてくれる先生かどうかを見極めるのが大切だと思います。この辺りは、素人にはなかなか難しいです。なので、是非、赤田先生に相談して、指導教員や大学院との相性などをきちんと見極めるといいと思います。
Q . まぁ、要するに、その人に似合っていることを研究するといいですよね?かたくてまじめもいいですし、やわらかくておもしろい、もいいですね。そして、2つのことをかけ合わせるのもいいですね。地域活性化×ご当地アイドル、地域活性化×ヒット曲の聖地巡礼、訪日観光客アップ×アニメ聖地巡礼、訪日観光客アップ×忍者村など。大学院入試では、面接が終わったあとに合否判定会議があり、どの人を合格させて、どの人を落とすかを話し合います。印象に残って合格させていただきやすくするには、ユニークな研究テーマにして目立った方が合格確率が上がると思います。教授として何かアドバイスはありますか?
A .かけ合わせは、一人ではなかなか結び付けることが難しいかもしれませんが、結びつけることができれば、新しい視点が得られる可能性のある研究になりそうですね。このあたりも一人では難しいので、どなたかにアドバイスをいただくと良いと思います。一般論になってしまうかと思いますが、やはりなによりも相性だと思います。きちんとその研究環境で学ぶ意識があり、研究を実現できること、人としてもきちんと一緒に研究できる人であることはとても大事なのではないでしょうか。
Q . ゼミの若者に、大学院を受験して、社会的評価が高い大学院へステップアップすることを勧めることもあるそうですね。日本の就職活動には、学歴フィルターがありますので、ゼミ生を社会に送り出す場合には、そうした学歴社会を生き抜いて幸せになって欲しいという親心もありますよね。大学院を受けて人生の選択肢を増やそうかどうか迷っている人に何かアドバイスをお願いします。
A .社会は不平等です。私は不平等な社会の中でも、学生が自分自身の頭で考え、心でとらえた幸せな人生を描いてくれることを願っています。そして、不平等な社会に抗うための手段の一つとして、大学院受験があると思っています。不平等に屈せず、ご自分自身にとっての幸せな人生を描いてくださることを願っています。
Q . ご自身が大学院進学なさって人生が大きく変わったことと思います。あなたにとって、大学院受験、大学院生活とは何でしたか?
A .大学院受験と大学院生活は、私に人生を切り拓き、自分が描きたい人生を描くための力と仲間を与えてくれました。そして、なにが自分にとって幸せな描きたい人生なのか、それを考える力を得ることができたことは、本当にありがたいです。
Q . そうですか。今日はありがとうございました。大学教授として、研究発表、授業、ゼミなどでさらなる活躍を祈念いたします。慶應で社会学というと、社会学研究科、文学研究科、法学研究科政治学専攻、政策・メディア研究科、メディアデザイン研究科、システムデザイン・マネジメント研究科、健康マネジメント研究科などで研究でき多くの選択肢があります。慶應の社会学系もいいですね。慶應での学びが人生のジャンプ台になったようでほんとうに良かったですね。
★数年の社会人経験を積んでからの進学。慶應三田会のパイプで活躍の幅が広がった。
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科
早稲田大学大学院政治学研究科
Q .慶應合格おめでとうございました。すでに修士号を取得された今、社会人経験を数年間積んでからの進学でした。いわゆるリスキリングですね。社会人の受験という観点などから今日はいろいろ教えてください。よろしくお願いします。
A .はい、よろしくお願いします。
Q .数年間働いてからの受験でしたが、受験の動機は?
A .もともとは女子大学で学んだのですが、より社会的評価が高いの学位、学歴を得た方が社会的信用を得られ、キャリアアップできると思ったからでした。
Q .それで早稲田と慶應を受けたのですね。そして、両方合格し、慶應を選んだのですね。
A .はい、慶應のSFC(湘南藤沢キャンパス)は。学問の垣根を超えたことを学べて、社会課題の解決策を実践的に学べるためいいなと思って選びました。RADWIMPSの野田洋次郎さん、一青窈さん、菊池風磨さん、水嶋ヒロさん、KREVAさん、ゴスペラーズの北山さん、二階堂ふみさん、鈴木愛理さん、トリンドル玲奈さん、コムアイさん、AKBの竹内さん、乃木坂の山崎怜奈さん、たかまつななさんといった芸能界で活躍の方々ですとか、その他、政治家、ベンチャー企業の経営者、アナウンサーが多いといった多様性にも惹かれました。それと、私は理論的な研究よりも、社会に研究成果を還元できるような研究をしたかったので、慶應SFCに行きました。
Q .学んでみていかがでしたか?
A .卒業した女子大学では、所属した専攻に関する授業が体系的に決まっていましたが、慶應SFCでは、学問の枠を超えて学びながら、自分の修士論文の研究に取り入れていく点が新鮮でした。意識が高い学生さんが多く、フットワークが軽い人がほんとに多かったです。
Q .そうした学びは、修了後にどのように生かされていますか?
A .私の仕事は9時から5時までしっかり固定した拘束時間がある仕事でないので、仕事をしながら学んだのですが、慶應三田会の人脈が広がりましたし、学びによって今まで気が付かなかったことにも気がつくようになり、発言がするどくなったようで、自分がいるコミュニティ内で見直されたのでしょうけど、それまで知らなかった人を紹介していただくなどして、仕事がレベルアップし、かつての女子大学時代には想像もできなかったような境遇にステップアップしていると思います。
Q .リスキリングの効果があったのですね?
A .はい、学費と時間を投資した甲斐がありましたね。学びの習慣、癖がついたことが特によかったと思います。そして、学歴が信用を生んだということはありますね。
Q .そうですか、慶應三田会は最強の組織ですので、そうしたネットワークも活かしつつ、人生を豊かにして行ってくださいね。ほんとによかったですね。
★大東亜帝国から日東駒専に編入してさらに早稲田大学大学院に進学して有名企業から内定をゲット
早稲田大学大学院情報生産システム研究科
Q .もともと、大東亜帝国の大学に進学し、日東駒専に編入なさいました。そして早稲田大学大学院にステップアップなさいました。いろいろな階層を経験したご経験を教えてください。よろしくお願いします。
A .はい、こちらこそよろしくお願いします。
Q .大東亜帝国(大東文化・東海・亜細亜・帝京・国士館)もいいところだと思いますが、どのような雰囲気でしたか?
A .大東亜帝国を気に入って楽しんで充実した生活を送っている人にはいいと思いますが、なんとなくシャキッとしていない雰囲気が私には合いませんでした。
Q .そして、日東駒専(日大・東洋・駒澤・専修)に編入したのですよね?雰囲気は違いましたか?
A .そうですね、かなり違うと私は感じました。たとえば、就職活動への意欲が違うと思いましたし、授業の課題をコピペだけで済まさない学生が多いので、教授のやる気が以前とは違うと思いました。世の中には、MARCH以上と、MARCH以下で分ける人がいますが、私は、日東駒専以上と、日東駒専以下では随分違うと感じました。日東駒専に入っておくと、進路の選択肢が増えてくると思います。
Q .そして、早稲田大学大学院にステップアップなさったんですよね?
A .はい、せっかくの人生ですので、将来を考えて、早稲田を目指しました。
Q .入ってみて雰囲気はどうでしたか?
A .やっぱり全然違いましたね。周囲から、へー、早稲田なんだ、などほめられますので、自信がつきますし、早稲田の名前に負けないように努力をするようになりました。同級生らの意識が高いといい影響を受けて成長できると思いました。大東亜帝国出身の有名人と、日東駒専出身の有名人を、ウィキペディアなどで比較すると、やはり日東駒専の卒業生の人が、立派な人が多いと感じますし、やはり、集まっている人、キャンパスの雰囲気は違うのではないかと思います。どちらがいいというのでもなく、あくまでの個人の好みです。
Q .就職活動はいかがでしたか?
A .大東亜帝国、日東駒専の場合と違うと思いました。学歴フィルターはやはりありますよね。日東駒専の時にも就活はしましたが、早稲田の時の方が書類は当然通りますし、面接の時の歓迎のされ方が違いました。よりレベルが高い企業に入社できる確率が高まりました。そして、最終的には、知らない人がほとんいない有名な企業への就職が決まりました。生涯賃金が多い会社に入ることで、親孝行もできると思っています。親も喜んでくれています。
Q .就活しながらの大学院受験でしたよね?両立はできるものですか?
A .大学院入試は、英語、ドイツ語、専門科目、卒論も提出といった負担が大きい大学院もありますが、負担が少ない省エネで受験できる大学院もいろいろあるので、そういうところを選べば、両立は十分可能だと思います。
Q .そうですか、日本を代表する企業に入社するそうですね。人生の選択肢が広がりましたね。学歴は関係ないという価値観で生きていく道もありますし、学歴は大事だという価値観の生き方もあります。いろいろな学歴間があっていいですし、それでこそダイバーシティな社会です。学歴を活かした人生を歩もうと言う人にとって、とても嬉しい結果でしたね。おめでとうございます。
A .ありがとうございます。お世話になりました。
★お嬢様女子ミッションスクールの大学から早稲田理工へ進学で「キャラ変」
早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科(理工学術院)
Q .中高一貫のお嬢様系私立女子校、ミッション系のお嬢様女子大学から、早稲田大学大学院への合格おめでとうございます。就活での選択肢が広がったことでしょうし、よかったですね!
A .ありがとうございます。最初は自分が早稲田大学大学院に進学できるとは思っていませんでしたが、合格をいただけて本当に嬉しいです。これからは新たな学びを通じて、就職活動に励んでいきたいです。
Q .親孝行で家族も喜ぶでしょうし、おばあちゃん、親戚もよかったね~~~ってなったことでしょうね?
A .喜びよりも先に、家族皆私の進学先が決定したことに安心していました。特に妹が一番お祝いしてくれて、喜んでくれたことが嬉しかったです。
Q .早稲田合格、しかも、ソニーの創業者の井深大さんらを輩出した名門の早稲田理工の大学院ですね!今のトヨタ自動車の佐藤社長も早稲田理工です。早稲田の理工学部系には、「基幹理工学部」、「先進理工学部」、「創造理工学部」と3つの学部があり、「基幹理工学研究科」、「先進理工学研究科」、「創造理工学研究科」という学部直属の3つの大学院と、学部を持たない独立研究科である、「環境・エネルギー研究科」、「情報生産システム研究科」があり、合計5つの大学院の研究科があります。つまり、学部が3つ、大学院が5つあります。そして、大学院には、文系でもOKのところもあり、文理融合となっていますね。慶應義塾は理工学部と理工学研究科で分かりやすいですが、分かりにくいですよね?受験の準備をする前は、自分が早稲田の理系の学歴になるとはまったく思っていなかったことでしょうね?「お父さん、お母さん、早稲田理工に合格したよ!」と報告しても、「はぁ?あなたは文系でしょ。」って言われそうですね。
A .本当に驚きました。両親はいまだに私が理工に進むことが信じられない部分があるようです。文系から進路変更をすることへの不安もはじめはありましたが、これからは、文系の視点と理系の知識を融合させて、より広い視野で物事を考え、貢献できるように頑張りたいです。
Q .賢いイメージの名門校に入るとなると、自分に自信というか、ちゃんとしないといけないといった自負心が生まれて、シャキッとすると言うか何と言うか、人生にいい影響を及ぼしていると思えるのではないでしょうか?
A .まだ入学前ですが、早稲田という名門に進学が決まると、自然と自分にプレッシャーを感じるようになりました。新たな環境で周りの優秀な学生たちから良い刺激を受け、さらに自分も成長していきたいです。入学後は、環境にふさわしい自分を作り上げるために、一層の努力が必要だと感じています。
Q .早稲田進学が決まると、テレビやインターネットや紙の新聞、雑誌などに、岸田元総理(開成高校)、海部元総理、森元総理、竹下元総理、福田康夫元総理、野田元総理、石橋湛山元総理、東国原英夫元宮崎県知事、橋下徹弁護士、wakatteTVびーやま、辻元清美議員、タモリ、くりぃむしちゅー上田、ノーベル文学賞候補の村上春樹、小島よしお、ひょっこりはん、ハナコ岡部、広末涼子、藤木直人(『旅サラダ』新MC)、ジャニーズジュニアの本高克樹、中丸雄一くん(KAT-TUN)、薮宏太くん(Hey! Say! JUMP)、吉永小百合、ハリセンボン箕輪、EXILEのTETSUYA、岡田彰布監督(阪神タイガース)、アンゴラ村長、ラパルフェの尾身、カミナリの竹内、ハリセンボン箕輪、トヨタ自動車の佐藤社長、任天堂の古川社長、ユニクロの柳井社長などほんとうに大勢いらっしゃる早稲田出身者を見ますね。自分もがんばろうと思えて励みになりますよね?元AKB48の仲俣さん、元乃木坂の市来さん、現役の乃木坂の黒見さん、元乃木坂の中元さんなど女性アイドルも。早稲田進学が決まるまでは意識していなかった人が早稲田出身で、へーそうだったんだ、ということもちょくちょく出てきますよね?あ、この人、先輩だ、という楽しみですかね。そういう楽しみもできたことでしょうね?
A .はい、早稲田の卒業生には有名な方が多く、本当に励みになります。特に、テレビや新聞で見かける先輩たちが同じ大学を卒業していると、ますます自分もこの環境で学んでいくモチベーションに繋がってくると思います。素晴らしい卒業生の方々に恥じないような学生生活を送ることを心がけていきたいです。
Q .特に、好きな早稲田の先輩っていますか?くりぃむしちゅー上田とかタモリさんとかですか?
A .早稲田の先輩には本当に多くの素晴らしい方々がいらっしゃるので、誰か一人を選ぶのは難しいですが、タモリさんや上田さんのような芸能人は私にとって本当に「雲の上の存在」です。私が幼い頃からテレビ番組で見ていた方々と同じ大学に通うとは、いまだに実感がわきません。
Q .中年になってから東大の社会人大学院で学んだ親戚のおじさんの勧めでステップアップを決意して受験をしたのですよね?
A .はい、親戚のおじの勧めがきっかけでした。おじは、学歴があることで将来の選択肢が広がり、キャリアを発展させることができるとアドバイスをくれました。日本ではまだ学歴が重視されることが多いため、それを活かしてより多くの選択肢を持ち、自分の道をしっかりと切り開いていけるような一社会人になれるよう頑張っていきたいです。
Q .ビジネスマンのおじさんからは、日本は学歴社会だから、生き抜いていくには学歴はいい方がいいよ、などアドバイスをされたのでしょうね?学歴をよくして、キャリアウーマンとして働いていく選択肢をゲットするといいよ、みたいな感じですかね?
A .はい、おじからは「日本では学歴が重要な役割を果たすから、できるだけ良い学歴を持っておいた方が、選択肢が広がるし、将来のキャリアにも有利」だと言われました。学歴があることで、仕事の幅やチャンスが増え、特にキャリアウーマンとして活躍する一歩に繋がると感じています。おじは私の将来を本気で考えて、親身になって多くのアドバイスをくれました。こんなに自分のことを思ってくれるおじはいないと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
Q .アジア人で初めてノーベル経済学賞を受賞したインド人経済学者のアマルティア・センは、人間の幸福度は何かをしようとした時の選択肢が多いほど幸福度が高いというケイパビリィという考え方を提唱しています。AKB48は、公立の共学の商業高校のような雰囲気で、乃木坂46は中高一貫の私立の女子ミッションスクールのような雰囲気とよく言われるのですが、今回の受験では、お嬢様女子大学から早稲田理工ですから、いい子キャラから、頭いい理系女子キャラへの転身みたいな大きな変化です。お嬢様女子大学もいいところですが、早稲田大学大学院の理工学術院だと、頭いいキャラに変わるので進路の選択肢が広がるので、明るい未来を以前よりも描きやすいのでは?
A .そうですね、まさにその通りだと思います。今までは、女子大でののんびりした小さなコミュニティが生活が中心でしたが、早稲田理工に進学することで、自分のイメージも変わってくるとなると気を引き締めなければなりません。新しい分野で、周りのレベルの高い学生たちと切磋琢磨しながら、自分をさらに成長させることができるチャンスだと思っています。
Q .大学受験は、総合型選抜で受けたそうですが、大学院入試は一般入試という名前ですが、
学部受験の総合型選抜のような方式のところもいっぱいあります。TOEICと研究計画書を提出してあとは面接、英語はなしで研究計画書を提出してあとは小論文の筆記試験と面接、研究計画書を提出してあとは面接のみ、などの入試形式、入試科目の有名大学院もいっぱりあります。しかし、大学受験ほど、大学院受験の情報は出回っていないので、どういう作戦で受けていったらいいか、最初は困ったことでしょうね?
A .はい、はじめは本当に困りました。大学院入試に関しては、情報が少なくて、どのような作戦を立てていくべきか全く分からない状態でした。大学受験ほど情報が出回っていないので、かなり不安な要素が多かったのですが、赤田先生のご指導のおかげで、どのように準備を進めるべきかが明確になり、大学院入試に取り組むことができました。
Q .大学院受験は情報が出回っていないので、情報戦なんです。せっかくの受験選択があるのに、知らないで見過ごしてもったいない人がいっぱいいます。受験を終えてみて。「大学院受験は情報戦」という意味は分かりましたか?
A .はい。大学院受験が「情報戦」という意味が、実際に入試準備を始めてみて強く実感しました。
Q .赤田総研では、併願のプラン、研究計画書、面接対策などトータルな対策、外部生の受け入れが多い大学院の中からどこを受けるかなどの相談もしました。どこが、外部の人を受け入れてくれやすいかなどは、インターネット情報などでもよく分からなかったと思います。ご感想は?
A .はい、赤田総研でのサポートはとても助かりました。赤田先生と直接ご相談できたことは大きな助けでした。併願のプランや研究計画書のアドバイス、面接対策など、あらゆる場面でサポートしていただいたことで、受験に対する不安が大きく軽減されていたと感じています。
Q .受験前と受験後で、大学院入試のイメージはどのように変わりましたか?ビフォーアフターの感想をお願いします。
A .受験前は、大学院入試がかなり難しくて、情報も少ないため、どこから手をつけて良いのか分からず、正直不安でいっぱいでした。特に、研究計画書や面接対策、受ける大学院の選定など、どう進めるべきか迷っていました。しかし、受験後は、赤田総研でのサポートを通じて、面接や研究計画書の準備の重要さ、対策の仕方などが具体的に分かり、試験に臨むことができました。また、卒業生から大学の様子などを聞く機会があり、とても参考になりました。
Q .お薦めの息抜き法などはありますか?
A .短時間でも体を動かすと、気持ちの切り替えに繋がっていました。ストレッチやジョギングなどは頭がスッキリして良い息抜き方法の1つなのでおすすめしたいです。
Q .必ずしも第一志望でない大学に進学すると、『忍たま乱太郎』の主題歌の、がっかりしてめそめそしてどうしたんだい?太陽みたいに笑う君はどこだい?ウォウウォウ。やりたいことやったもん勝ち、青春なら。そうさ100%勇気、もうがんばるしかないさ。などのアニソンの主題歌が頭の中に流れてがんばるような人もいます。何か。よかった受験応援ソングはありましたか?
A .応援ソングとして聞いていた曲は特にないのですが、アップテンポの音楽は気持ちが沈んでいる時には、効果的だったと思います。
Q .「天ぷらうどん」で「点プラス」、「たぬきうどん」は「他抜きうどん」、「とんかつ」で「とん勝つ」、お菓子の「メントス」は「面接通す」、「かりんとう」で「受かりんとう」、「ジンジャエール」で「神社エール」、「ジャイアントコーン」で「ジャイアント幸運」、「カフェオレ」で「勝て俺」、「イカリング」で「○がいっぱい」、「ちくわ」で「○がいっぱい」などなにか気分転換になるゲン担ぎはありましたか?
A .私は受験中、赤田先生からよくゲン担ぎのお言葉をいただいており、励まされました。「とんかつ」は受験前にゲン担ぎとして、小学校の頃から食べていたので印象に残っています。
Q .受験生活を支えた言葉ってなにかありましたか?私は「宝塚ブスの20箇条」や宝塚歌劇団のモットーの「清く正しく美しく」とか乃木坂46の「努力・感謝・笑顔」とかが
いい言葉だと思っていますけども。
「宝塚ブスの25箇条」
・笑顔がない
・お礼を言わない
・おいしいと言わない
・目が輝いていない
・精気がない
・いつも口がへの字の形をしている
・自信がない
・希望や信念がない
・自分がブスであることを知らない
・声が小さくイジケている
・自分が最も正しいと信じ込んでいる
・グチをこぼす
・他人をうらむ
・責任転嫁がうまい
・いつも周囲が悪いと思っている
・他人にシットする
・他人につくさない
・他人を信じない
・謙虚さがなくゴウマンである
・人のアドバイスや忠告を受け入れない
・なんでもないことにキズつく
・悲観的に物事を考える
・問題意識を持っていない
・存在自体が周囲を暗くする
・人生においても仕事においても意欲がない
A .受験中は友人とお互いに励まし合うことが本当に大きな支えになりました。同時期に友人たちは就職活動、私は院試があったので「一緒に乗り越えよう!」などの言葉をかけあいながら、気持ちを支え合っていました。
Q .これから受験の人たちに何でもいいのでアドバイスをお願いします。
A .大学院受験は確かに大変な挑戦ですが、それと同時に自分を成長させる貴重な機会だと思います。受験は大変ですが、一歩一歩確実に進んでいくことが大切です。途中で行き詰まったときは、自分のみではなく、周りのサポートやアドバイスを頼りにしてみてください。受験頑張ってください!応援しています。
Q .最後の質問です。あなたにとって、大学院受験とは何でしたか?
A .大学院受験は、私にとって人生の分岐点のひとつでした。それまでの自分を振り返り、次に進むための決断をした瞬間でもありました。大きな挑戦であり、時には不安もありましたが、合格をいただけたことは本当に嬉しく思います。ただ、大学院入学はゴールではなく、これからが本番なので、新しい環境での学びや研究に全力で取り組み、次のステップに進むために気を引き締めて頑張っていきたいです。
Q .新しいご学友、新しいキャンパス(都の西北早稲田の杜)で青春を楽しんで、よく学び、よく遊び、人間的に成長して、世の中に羽ばたいてくださいね。合格と進学決定おめでとうございます。
★上智大学から早稲田大学大学院へ。東京一科・早慶と上智の違いなど
早稲田大学大学院
Q .上智もいい学校ですが、知名度が全国区というわけでなかったり歴史が違うために、早慶の方が将来の進路の幅が広がるように思います。上智大学から早稲田大学大学院合格おめでとうございます。
A .有難うございます。大学院の外部入試は、身近だと文系は特に経験者が少なかったので右も左も分からないところからの対策でしたが、なんとか赤田先生のお力で合格することができました。
Q .早慶上理ICUの上智、東京理科、ICUの方々からの悩みの相談が増加傾向にあるんです。早慶とMARCHの間というのか、上智、東京理科、ICU(国際基督教大学)の方々からの相談が近年増加傾向にありますので、きょうは、そこらへんのことをうかがいたく思います。よろしくお願いします。
A .こちらこそよろしくお願いいたします。
Q .上智大学は、帰国子女の女性芸能人が多く、アグネス・チャン、ジュディ・オング、早見優、西田ひかる、山口美江、ヒロコ・グレース、はな、リサ・ステッグマイヤー、青山テルマ、Crystal Kei など英語がしゃべれる国際的な芸能人がとても多かったと思います。ミスユニバース2006で世界2位になった知花くらら、自民党の総裁選挙にも出る野田聖子議員も上智ですね。そして、2004年のNHK朝ドラ『天花』の主演女優の藤澤恵麻さん、『なんでも鑑定団』の日本美術の女性鑑定士の安河内さん、YouTubeのかとゆりのように、ずっと日本の方々もいらっしゃいます。女性の方が就職がいいようなイメージを持たれがちですが。女子アナウンサーもやたら多かったですね。貴乃花の元妻の河野景子さんは、フジテレビの女子アナアイドル化の先駆けでした。今だとTBSの田村真子アナが人気がありますね。一般的には上智は活発でハツラツとした女性が目立つように感じますが、内情はいかがでしょう?
A .女性比率が他の近いレベルの大学と比較するとかなり高いのは事実です。私がゼミ長をしていたゼミも、24人中男性が1名という脅威の女子率でした。帰国子女や留学経験者、ハーフ(今の時代はミックスというのが適切なのでしょうか)の子はやはりイメージ通り比較的多く、そうした雰囲気からか表に出ることに抵抗のない子、臆せず意思表示のできる明るい子が多かったように思います。
Q .おじさん、おじいさんには、細川護熙元内閣総理大臣、立憲民主の玄葉光一郎議員、スターバックスコーヒーの社長、ジャニー喜多川元社長、イケオジ俳優の吉田鋼太郎さん、作家の井上ひさし、若手イケメンには、SnowManの阿部亮平くん、元Sexy Zoneのマリウス葉くん、元Hey! Say! JUMPの岡本圭人くん、YouTubeのコムドットのやまとなどがいて、上智はダイバーシティですね!ラランドも上智ですしね。中退して仮面浪人で慶應に行ったノーベル文学賞候補の遠藤周作もいました。マリウス葉くんは、上智は中退でスペインの大学に編入でしたね。上智生がよく話題にする上智の先輩ってどんな人ですか?細川護熙元内閣総理大臣とかですか?吉田鋼太郎さんはシブくていいわね、とか、スタバの社長は上智だよね、とか、田村真子アナが活躍しているね、とか話すんですか?
A .私が芸能系に疎いからか、正直私の周りではあまり卒業生の著名人の話は話題に上がらなかったように感じます。他大学の子からは、上智生だと伝えると「じゃあ、かとゆり見たことある?!」と食い気味に質問されることが多くて、そこからかとゆりさんの存在を知りました(笑)コムドットのやまとさんも、上智ツイッタラーの中では話題に上がることが多かった気がします。
今年度までスターバックスジャパンの社長をされている水口さんは、上智に講演会をしにいらっしゃっていて、私も参加いたしました!同じ学部の先輩ということもあって、とても興味深くお話を伺いました。上智は活躍されているOB,OGの方の講演会を定期的に開催していますから、折角上智に在籍しているなら知見を広げる目的で気軽に参加してみるのも良い経験かな、と思います。無料ですし(笑)
Q .上智大学は、かつては。早慶上智と言われましたが、近年ではあまりそう言わなくなりました。wakatteTVなどでは、推薦入試が多すぎるとバッシングしていたりします。1990年代だと、早慶を蹴って上智進学、東京外国語大学を蹴って上智進学などという人は決して珍しくありませんでした。早慶上智とはあまり言われず、早慶上理と言われたり、早慶上理ICUと言ったり、早慶明と言う人が出始めたり、近畿大学は早慶近という新聞広告をしました。早慶とMARCHの間が、上智、理科大、ICUみたいになっているのかもしれません。しかし、それであっても、上智もいいところだと思います。上智のいいところは何でしたかね?
A .「早慶の仲間」になりうる大学のポジション争いは、確かにある気がしますね(笑)近年だと「SMART」なんて学群も生まれて、何が何だかわからなくなってきました。上智の良さは、なんというか根本が「お上品」な子の多さかな、と思います。推薦入学でも一般入学しても、ああ、この子は教育にお金をかけられてきたんだな〜という子の割合は多い気がします。それに、あまり「他者を蹴落として自分が上に這い上がるんだ!」という野心溢れる子が早慶やMARCHなんかに比べると少なくて、みんながそれなりに協力しあってのほほんと過ごしているように見受けます。悪く言えば危機感に欠けるのかもしれませんが、そこは各々学校の良さがあるかなと思います。どんな環境が自分に合っているかは、人それぞれですから
Q .あと、早慶上智と言われた時代の名残りはあると思いますが、早慶と上智の差は、歴史という感じでしょうかね?大企業にすでにいる先輩が早慶の方が多いということもあるでしょうね。それと、優秀な帰国子女の上智生と純ジャパ(ずっと日本に住んで来たジャパニーズ)の違いとかでしょうかね?
A .早慶上智はもう過去の学群なんでしょうか…。やはり、早慶と比較すると卒業生の数もありますが、就活における「縦のつながり」「仲間意識」は弱い気がします。先ほどの回答とも重なりますが、他者と競争してのし上がるぞ!というガッツが根本的にその2校と比較すると弱いように感じますね
上智内で明らかに帰国子女と純ジャパに優劣があるか、というと全くそんなことはなくて、本当に個々の能力の凹凸だと思います。でも、上智で高いGPAを狙うのであれば、やはり英語力は大切だと思います。就活や社会に出てからも、「上智出身=英語が堪能」というイメージがあるし、それを勝手に求められるので英語のできない上智生は少なからずがっかりされちゃうかな
Q .まぁ、大企業の就活での最終面接では、役員がずらりと並んでの面接になりますが、その時の役員には、早稲田、慶應、東大、一橋など出身の役員が並び、上智出身の役員は少ない傾向にあると思います。そうした最終面接でプッシュしてくださる役員さんが多めなのか少なめなのかが合否のポイントにもなります。上智の場合は、そこがやや弱点かもしれませんね。今までうちの塾には、上智生で、行きたい会社の採用の最終面接で落ちて悔しがっている人たちが結構いましたね。男性が多めだったように思います。それで、大学院受験をして就活をリベンジしようという上智生は珍しくはないです。その感覚はわかりますか?
A .よくわかります。東京一工(科?)早慶以外の人は、就活の時にほんのり気まずい思いをしているのを見かけますね
私も就活から逃げて学歴ロンダリングをしたうちの一人ですし…
Q .ちなみに、四谷駅周辺のおススメグルメ情報はありますか?立地がほんとにいいですよね。
A .駅から横断歩道一つ渡るだけ、というのは本当に便利ですね!
新入生は大体麹町のNo.4に行っている気がしますが、個人的にはラーメンとチャーハンがセットになっている「我武者羅」がおすすめです。あとは、リンクというバーが私の行きつけです、ウイスキー好きにはぜひお勧めしたいですね、ご飯も美味しいしリーズナブルです。
Q .さて、上智から早稲田の大学院に移籍なさるわけですが、大学院を受けようと思ったきっかけは何でしょうか?
A .父も大学院に通っていたこともあり、もともと大学に進学する前からそれとなく大学院進学という選択肢は提示されていました。中学受験で燃え尽きて以来、全く勉強をせず6年間成績が底辺を彷徨っていたこともあり、大学受験は私も両親もあまり結果がでることを期待していなかったので、学歴ロンダリング待ったなし、という感じでしょうか。そんな中で大2も終わりになり、さてそろそろ就活か、と思ったところで、お恥ずかしい話ですがESの自己PRとガクチカが1文字も書けず…(笑)それでああ、これは大学院でもう2年モラトリアムを享受しよう、と思いましたね。
それと、「大学に入ったら好きなことを学べるよ!」と言われて少し楽しみにしていたのですが、結局そうでもなかったので、「今度こそ自分の好きなことを」という気持ちが強かったのもあります。
こんなに雑な志望動機でも昇華して合格に導いてくれた先生には、感謝しても仕切れません。
Q .最近の大学院入試は、「英語・フランス語などの2カ国語の和訳・専門・面接」「英語の和訳・専門・面接」「TOEIC・面接」「TOEFL・小論文・面接」「英語なし・小論文・面接」などいろいろな方式があり、各自の都合に合わせて受験していくことができます。大学院受験の情報は、大学受験の情報に比べて、2桁違い、あるいは3桁ぐらいに出回っていないので、受験をしようと思った当初は困ったのではないでしょうか?
A .本当に困りました!大学よりもさらに専門性が高い分、そもそも自分のやりたいことはどこの大学院のどの専攻、誰の研究室でできるのか、精査しなければならないという点で、受験に必要な情報量が学部受験よりも格段に多かったです。その情報を自力で入手するというのは、そうそうできることでは無いです。
ぼんやりと「今の大学よりもネームバリューのある大学院に行ってこういうことがしたい」だけでは、手も足も出なかったと思います。
Q .入試方法が大学院も多様化していますので、似た準備の形式のところをピックアップして、受験の作戦を立てて攻めていくのがよかったですよね?大学受験は、英国社だとか、小論文をやるかどうかとか、共テ利用方式、英検利用ですとか、上智はTEAPを英語では利用した入試だとか多様化しています。一般入試の英語の筆記、共テ、TOEIC,英検、TEAP,総合問題対策、小論文対策など全部やっていたら力が分散して共倒れになりやすいです。総合型選抜(旧AO入試)の対策に力を入れるのか、一般入試をがんばるのか、指定校を狙うのかなど運命の分かれ道です。大学院入試は多様化し、複雑なので、受験戦略をどう立てるかが重要でしたよね?なおかつ、外部生を受け入れてくれる枠が多めのところを選ぶことも大事で、どの教授がやる気があるか、院生を受け入れる気があるのか、人柄がどうかなど、大学院受験は総合的な情報戦でしたよね?
A .そうですね、どの専攻が外部性を多く受け入れてくれるのか、というのはそれとなく各専攻のサイトで割合を公開してくれるところもありますが、どの先生が、というところまでは身内がそこに通ってでもいない限りは自力で得られる情報ではなかったです。
それに、大学院受験ではそれまでのフラットな受験と比較すると、前もって志望教員に連絡を取っておかなければならない(取っておいた方が良い)場合が多くて、大学院受験を志した当初は全く予想だにしなかった注意点でした…
Q .多くの受験生が見逃しがちなんですが、各自の在籍大学の教授には、他校から(特に偏差値が下の大学から)の受験生を受け入れてくれるやさしさがいかにもなさそうな人がいますよね?むしろそういう先生の方が多いのではないでしょうか?「今は日大なんですけど、上智に入るのが夢だったんです!」とアピールしても、「私は君と無関係だと。他を受けてよ」といった対応をしそうな教授は少なくないのではないでしょうか?そういうことを考えると、大学院受験は心理戦でもあります。まぁ、教授も人間ですから、人と人の相性ってありますよね。友達の恋人に会わせてもらって、「へー、こういう人が好きなんだ……」、と不思議に思うことはありますよね?「私の彼氏かっこいいでしょ?」と言われて、「……、う、うん、いい人そうね、、、、」としか言いようがないように、教授が気に入って大学院のゼミに入れてくれて指導しようと思う人にしてもらえるかは運と好みが大きいです。
A .私は志望している先生方とコンタクトを取ると、大体はとても歓迎していただけました。でも、ちょっとイレギュラーだったかもしれません(笑)それに、直接お話しした先生だけが受験生の合否を決めるわけでは無いので、結局は面接で指導教員以外にどれだけ「有能だ」と感じてもらえるか、どれだけ「こいつを入れるメリットがある」と思ってもらえるかが肝なのではないでしょうか。実際に私は1:1でお話しした時はとても良くしていただいたところも、面接でナヨナヨしてしまったところは落ちています(笑)なので、指導教員がスーパー歓迎ムードでなくとも、あまり気に病み過ぎることは無いのかな…と思います!事前の面談でよほどの非常識レッテルを貼られない限り、面接で十分挽回できます。
Q .筆記試験の負担が減った分、最近の大学院入試では、研究計画書、面接の比重が高まっています。研究計画書は、何か好きな題材を決めて、それ界隈の本を読んで、出願する先に合わせてアレンジして行けば済みましたよね?
A .そうですね、赤田先生に習う生徒さんの中には、特段研究したい内容が明確に固まっているわけではない方も少なくないと思います。ある程度自分が無理なく興味を持てる分野から派生した研究内容を、なるべく一つの軸に絞って院試を進められるように相談しながら決めていくと良いと思います。
Q .大学受験では、英語・数学・国語・理科・社会と手を広げて、一橋や東工大(東京科学大学)を目指していて落ちてしまい。併願の早稲田、慶應にも落ちてしまい、MARCHになる人は少なくないですよね。例えば、バンドのいきものがかりのリーダーの水野さんは一橋を目指していたものの明治大学政経に進学し、仮面浪人で1年後に一橋に合格しました。大学受験だと、上智・ICUの入試に合わない人は、一橋、東工大などを目指し、早慶がだめだとMARCHになりやすいですが、大学院受験の場合は、東大を複数、一橋も複数、東工大(実は文系コースもある)、早稲田複数、慶應複数、その他の旧帝大など、いろいろを併願できるので、一橋を目指したのにMARCHになる高校生のようなことにはなりにくいものです。そもそも、大学受験と大学院入試の違いがあまり知られておらず、誤解された情報が出回っていると思います。「大学院受験は情報戦」で「要領と気合と人情」がポイントでしたけれど思うところはありますか?
A .「大学院受験は情報戦」、本当にその通りだと思います。私も自力では絶対に見つけられないような研究科に最終的に進学していますし…。それに、指導教員となる先生のお人柄や受け入れ人数などの情報は、学生個人の力ではなかなか集められないものです。そういうところをうまく頼りながら、進めるのが1番賢い方法だと思います。後者については、面倒見の良い先生であればあるほど学生側の人情(協調性)を重んじる傾向にあると思います。要は「ヤバい奴に輪を乱されないように既存学生を守っている」わけですね。
Q .受験で準備することはしぼりこむといいと思います。大学院受験はもともと外国語と専門科目と研究計画書・面接と少ないのですが、さらに似たような準備でいいところを選んで読書に励んで面接対策をしていくといいですよね?
A .そうですね、それがいいと思います。
Qでは、何でもいいので、これから受験の人たちにアドバイスをお願いします。
A .私は東大と早稲田しか受けませんでしたが、東大は「既に研究分野に関する知識・知見を深められているか」を重視、それ以外は「これから研究をスムーズに進められる人かどうか」を見ている傾向が強いと思います。身構えすぎず、謙虚になり過ぎす、自分の持っているものを全て出すことを意識すれば、きっと最終的に自分にとって1番良いところに入れると思います。頑張ってください!
Q .最後の質問です。あなたにとって、大学院受験とは何でしたか?
A .正直周りの方におんぶに抱っこで、自分で何かを頑張れたかしら…という若干の反省は残っています。それでも、最終的に進学を決めた先がとてもいいところで、結果には本当に満足しています。受験としてはおそらく人生最後の経験になったと思いますが、ゴールではな、これからのモチベーションになる居場所選びの良い機会でした。
Q .そうですか。これから四谷から高田馬場へ移籍ですね。早稲田に通うということは、村上春樹、タモリ、国木田独歩、小島よしお、杉原千畝、広末涼子、くりぃむしちゅー上田、岸田元総理、wakatteTVびーやま、などの聖地巡礼になりますね。早稲田の学生街には、「キッチンおとぼけ」などおいしくて安いお店があるので、かなり楽しめそうですよ。新たなキャンパスで成長して、納得が行く進路に決まりますように。
★親は上場企業の役員.偏差値40の大学に通う私に、親は合格前は学歴は関係ないと励ましてくれていましたが、私が上智に合格すると、就職活動で学歴はとても大事だと教えてくれました。
上智大学大学院地球環境学研究科
立教大学大学院社会デザイン研究科
Q .合格おめでとうございます。自分もうれしいでしょうし、親孝行にもなりましたね!
A .ありがとうございます。僕は偏差値が40前半の理系の大学に通っていました。その時は上場企業の役員の父は私に対して、学歴は関係ないよ、と励ましてくれていましたが、私がMARCH、上智に合格すると、世の中では学歴は大事で、就職活動では学歴フィルターはあるし、いい学校に行っているといろいろ進路を選べるという社会の現実を教えてくれました。
Q .お父様は、息子に気を使ってくれていたのでしょうね。
A .そうでしょうね、親に申し訳なかったと思いますが、早慶上智の上智に進学できることになり、親は安心してくれると思います。
Q .将来が明るく思えるようになったでしょうね?
Aはい。私は実家の生活レベルを普通だと思っていましたが、東証上場企業の役員の父が私たち家族にさせてくれたような生活は、平均よりもとても恵まれていたものだと思います。私は偏差値40前半の大学に入り、父のような会社に入れず、生涯賃金が父よりも随分低くなり、父が私たちにさせてくれたような生活ができなそうだと薄々感じていましたが、上智に入ってしっかり頑張って研究と就職活動をやりたいと思っています。
Q .上智に合格して自信がついたようで、顔つきも変わりましたね。学歴が良くなると人生の選択肢が増える面はありますよね。塾卒業おめでとうございます。
A .ありがとうございます。頑張ります。
★Fランクに近い大学から、MARCHの社会人が多い大学院に進学して環境の変化に驚いています。
立教大学大学院
明治大学大学院
Q .大学院に入ってもうすぐゴールデンウィークに入ります。入学してみて、どのようなキャンパスライフですか?
A .おかげさまで、楽しく充実してすごしております。
Q .授業の様子はいかがですか?
A .授業や研究ではかなり熱心な方が多いようです。やはり高いお金を払って働きながら来ている方などは、かなり気合いが入っているよに感じます。
Q .いる人の意識がFランクっぽかった学部時代とは違うんですね。
A .他の大学院でも同じかもしれませんが、学部のときにはよく居た、授業中の居眠りや内職、遅刻などはほぼ見られません。学部の授業も取っていたり、とても積極的に参加されており、雰囲気はとてもいいです。
Q .なんとなくだらだらと過ごしてしまう人よりも、きちっと過ごしている人を、企業が歓迎するのはある意味で当然なので、それが学歴フィルターの設置につながってしまうのは道理でしょうね。
A .学歴はないとだめというわけではないですが、あるに越したことはないと思います。努力できる人の証明が学歴だと思います。
Q .そうでしょうね。しっかりと学び、将来の進路の準備と研究を両立なさってくださいね。立教のある池袋にはいい飲食店が多いので、意識が高い人との知的な会話の飲み会、食事会をして、いい刺激を受けてくださいね。
★MARCHのトップの明治に入ったら自分に自信がついた。
明治大学大学院教養デザイン研究科「文化」領域研究コース
Q . 明治大学大学院合格おめでとうございました。いろいろな考え方がありますが、一般的にはMARCH、関関同立以上が高学歴と言われると思います。明治はMARCHのトップですし、明治に合格して自信がついたのではないでしょうか?進学してしばらく経ちますが、明治合格の感想をお願いします。
A . ありがとうございます。自分に自信が持てるようになり、自分らしく生きられるようになったと感じています。学歴が変わるということは、その後の人生が大きく変わるということだと思います。正しい努力ができ、その努力が良い結果に結びついたと感じます。私の、その後の人生における努力の仕方も大きく変わりました。
Q . 明治の教養デザイン研究科は、和泉キャンパスにある大学院で、いろいろな明治の学部の教養課程の授業を担当の教授たちから、学問分野の壁を越えて幅広く学べるカリキュラムですよね。「思想」研究領域、「文化」研究領域、「平和・環境」研究領域があり、文学、言語学、哲学、思想、宗教学、歴史学、社会学、文化人類学、比較文化論、サブカルチャー論、地理学、国際関係論、科学技術社会論、地理学、理系などいろいろな研究分野があって、幅広くていいですよね。ハーバード大学やソルボンヌ大学といった欧米のトップ大学に留学した教授も多く、いいところだと思います。学生は、日本人と留学生が多く、居心地はいいのではないでしょうか?
A . そうですね。大学院は大学よりも教授との距離がとても近いと思います。だから、様々な学問分野を専門とする、レベルの高い教授陣から、質の高い学びを得ることができます。贅沢な教育環境だと思います。
Q . 大学院を受けようと思った動機はどんなものでしたか?
A .私はAO入試で大学に入学したのですが、周りの学生の学力のレベルや、大学での授業の質に、やや物足りなさを感じたためです。入学した後から、もっとちゃんと勉強したいと思っていました。そこで、大学を出た後に大学院に進むという道もあるのだと知り、どうせ行くのなら、頑張って大学院受験をしてみようと思いました。
Q . 明治に合格して、自分に自信がついて、将来の進路が広がった気がして、明るく前向きな人に生まれ変わったのではないでしょうか?
A . おっしゃる通りだと思います。将来は、考えないように頑張っても、ふとした瞬間に、どうしても頭に浮かんできてしまうものです。私は大学生の時、大学院受験という道を知りませんでしたが、自分の大学からは大企業に行くことはほとんど無理だ、ということは何となく周囲から聞き、知っていました。そうしたら、自然と将来のことは考えたくなくなりますよね。明治に受かって、将来のことを真剣に考えることが可能になった、そういう感じです。それは、おっしゃる通り、自分の性格にも大きく反映されると思います。
Q . 恋人にするなら、MARCH以上がいいと言う人もいますし、明治に入って恋愛チャンスも広がったことでしょうね?
A . そうですね(笑)。結婚するなどを考えると、お相手の収入はとても気になりますし、重要だと思います。MARCH以上なのであれば、お互いに将来のことを考えやすいかもしれません。
Q . 留学生との国際カップルもできたりしているようですね?よく学び、恋をするキャンパスライフは青春っぽいですね!
A . そうですね。少し遅い気もしますが、とても楽しいと思います。大学よりも少人数で、学生同士の距離も近いので、友達もできやすいと思います。
Q . 和泉キャンパスは、学生街ですので、おいしいラーメン屋さんなどもいっぱいあって楽しい街のようですね?お薦めのお店は?
A . 「もみじや」というラーメン屋さんがおすすめです。よく明大生が並んでいます。とても美味しかったです。ただ、並んでいることが多いので、時間がある時にぜひ行ってみてください。
Q . 入試は、英語の和訳かTOEICなどの提出、筆記試験、面接でした。筆記対策のポイントは?
A . 何と言ったらよいかわかりませんが、自分の書きやすい、テンプレートのようなものを多く用意しておくことです。さらにそれを応用できるように、実際に紙に書いてみて、ブラッシュアップしてみてください。
Q . 研究計画書は、赤田講師と相談して、明治の教養デザインっぽいものができて、面接本番もだいじょうぶでしたよね?
A . はい。納得のいく研究計画書を提出したので、面接本番でも話しやすかったです。面接対策もとても役立つものでした。感謝いたします。
Q . 明治に合格し、やみくもに勉強するのではなく、戦略を練って勉強することが大事だと分かったと言っていましたよね?大学院受験を通して得たことを教えてください。
A . そうですね。何かを頑張りたい、成功したい、夢を叶えたいと思っている人は多いと、私は思います。しかし、それに向けて何をするのか、何を頑張るのか、何を努力するのか、時間をどのくらいかけるか、などをしっかりと決めてから、努力すべきだと思います。それを、大学院受験を通して学びました。現在も、そして今後も、そのようにして努力し、今後の人生も成功していきたいです。
★かたくてまじめな研究よりも、自分の身の丈に合ったテーマが合格しやすい。
法政大学大学院 政策創造研究科 政策創造専攻 文化・都市・観光創造群 都市文化プログラム
Q . 受験をしようと思った頃は、大学院の研究はかたくてまじめなものだと思っていましたよね?しかし、担当講師と話しあって、自分が好きで詳しいことを題材にした研究にしようということになりました。研究は、「かたくてまじめ」でもいいし、「やわらかいもの」まで何でもいいんですよ。なんでも学問になります。各自のキャラに合ったこと、詳しいことによって決めていくといいですよ。研究もダイバーシティです!研究はかたいことをするものと思い込んでいるとせっかくの選択肢を逃してしまいますよね?
A . はい。研究は真面目であるほど良いものであると思っていました。しかし、自分の身の丈に合ったことを研究して良いのだと知ってからは、肩の荷が下りたように感じました。大学受験とは違い、自分の好きなことが研究できるということが大学院の魅力の一つです。しかし、この事実を知っている人はやはり現時点では少ないと思うので、もっと多くの人に大学院受験の魅力を知ってもらいたいです。
Q . 大学院受験を通して、どのように成長というか、自分は変わったと思いますか?
A . 今までは、考えるだけで行動に移さなかったのですが、今は何事にも挑戦する事に重きを置いています。もちろん失敗することもありますが、後悔する事が減りました。
★偏差値が40台前半の大学から、MARCHの大学院にジャンプアップして、進路の選択肢が広がった。
立教大学大学院社会デザイン研究科社会デザイン学専攻(MBA in Social Deign)
法政大学大学院地域創造インスティチュート都市・文化・観光創造群
Q .MARCHのダブル合格おめでとうございます。よかったですね。菅総理が法政で、蓮舫さんが青山学院とMARCHの人の活躍が目立ちます。立教に進学なさるそうですが、くりぃむしちゅーの有田哲平さん、長嶋茂雄さん、みのもんたさん、徳光和夫さん、関口宏さん、古舘伊知郎さん、元ファーストレディの安倍昭恵さん、出川ガールズの堀田茜さん、など多様な卒業生が社会で活躍している学校ですね。
いろいろな意見がありますが、MARCH以上の人になっておくと、周囲からの見られ方が違ったり、親もなんとなく前より学費を払い甲斐があったりしそうで、親孝行な側面もあるでしょうね。今のお気持ちは?
A .ありがとうございます。普段多くの人と接するなかで、所属大学(学歴)は、初対面の人への信頼度に影響すると感じています。親からしてみても、今までの大学で勉強を頑張るよりも、MARCHのほうが頑張っている様子が想像しやすくなったのではないかと思います。
Q .在籍大学の先生から、日本は学歴社会だから学歴をアップした方が、人生の選択肢が増えるからいいよ、みたいな勧めがあって、大学院受験を考えたんですよね?きれいごとを言わず、世の中の現実からアドバイスするいい先生ですね。
A . そうですね。非常に現実的なアドバイスを頂けて感謝しています。やりたいことをやるために大学院進学するだけでなく、卒業後の選択肢をできるだけ狭めずに増やす考え方を知ることが出来て、とても助かりました。
Q .お笑い界では、千葉県出身の小島よしおは早稲田大学出身ですし、令和ロマンの2人は慶應ですし、ミッツ・マングローブさんも慶應ですよね。ロザンの宇治原さんは京都大学出身ですし、カズレイザーは同志社大学ですし、霜降り明星の粗品さんも同志社大学ですし、ニューヨークの屋敷さんも同志社です。ラランドのお二人は上智大学で、タモリさんは早稲田大学で、ビートたけしさんは明治大学理工学部ですし、関根勤さんは日大法学部ですしね。笑い飯の哲夫が関西学院の哲学科だったり、大久保佳代子さんが千葉大学、光浦靖子さんが東京外国語大学、ママタルトが神戸大学と明治大学だったりします。パックンマックンのパックンはハーバード大学の比較宗教学部ですしね。
乃木坂46だと、北川さんが慶應義塾大学、山崎さんも慶應義塾大学、黒見さんが早稲田大学、市来さんが早稲田医学、斉藤ちはるさんが明治大学、安藤美雲さんが青山学院大学、川崎桜さんが立教大学、米徳さんが中央大学、チーフマネージャーの菊地さんが法政大学と早慶MARCHがビンゴですね。いろいろな世界で学歴はある程度いい方がなにかと便利だという考え方もありますよね?
A . あると思います。学歴がいいほうが仕事がスムーズなのではないか、という印象はやはり強いのでは無いでしょうか。
Q .国会議員は東大、早慶など出身の人が多く、関東学院の小泉進次郎さんはかなりの少数派です。安倍元総理の成蹊大学は国会議員には少なかったですね。
立憲の前代表の泉健太議員が立命館、参政党の神谷代表が関西大学、小池都知事が関西学院をやめてエジプトに留学したそうで、関関同立の人もいますが少数派です。
維新の馬場元代表、れいわの山本太郎代表のような高卒の国会議員は少数派です。れいわ新選組は、幹事長の高井崇志議員は東京大学経済学部で、共同代表の大石晃子議員が大阪大学大学院工学研究科、櫛淵議員が立教大学社会学部と有名校ですね。
石破茂総理は慶應で、公明党の新しい代表の斉藤議員は東工大ですし、共産党の前代表の志位議員は東大の物理工学専攻でしたし、新代表の田村智子議員は早稲田大学ですよね。国民民主党の玉木雄一郎議員は東大で、立憲民主党の野田代表は早稲田大学ですし、菅直人さんは東工大で、鳩山由紀夫さんは東大工学部から、スタンフォード大学大学院です。枝野幸男さんは東北大学ですし、社民党の福島瑞穂代表は東大です。
N国党の立花氏は高校卒なので少数派です。ダイバーシティ、多様性が大事という話になっていますが、国会の学歴ダイバーシティはあんまり実現されていないですね。世の中には本音と建前、暗黙の了解、大人の事情などがありますので、学歴はあったらあったで困ることはないでしょうね?
A .あるに越したことはないと思います。学歴が低い人がダメという訳ではないですが、やはりあった方が、自分の意見ややりたいことがスムーズに通る可能性が高くなるかと思います。
Q .最初はどこを受けるか戸惑っていましたよね?現実的には英語がない方がいいという条件があって、あとはMARCHがいいということだったので自然に受験校はしぼれるんですが、大学院受験の情報は広まっていないので困りましたよね?大学院受験は情報戦なので赤田総研に相談してくだされば、受験の作戦はすぐに決まりますけど。
A .非常に困ったのを覚えています。大学受験と異なり、情報がまとまっていないことや、試験の方法が様々であることで、とても調べるのが大変でした。
Q .今回の受験の作戦では、苦手な英語が入試で不要なところをねらって、小論文の筆記試験と面接のところを受けるようにしました。研究計画書の作成、面接対策、小論文対策をして行きました。研究計画書の作成、小論文対策のポイントはどんなものですかね?
A .どちらも大事な要点をきちんと押さえることがポイントだと感じました。特に小論文では型のようなものを学び、それを本番で実践できるようにすることが大切だと思います。
Q .面接対策ですが、本番では堅苦しい雰囲気の面接になることもありますし、なごやかな雰囲気になることもあります。今回の受験では法政はなごやかで、法政出身の芸能人を好きだとアピールしたら盛り上がって場がなこんだりしましたよね?面接対策では研究内容をしっかりしゃべれるようにしておいたり、受験している大学院のカリキュラムを把握したりして志望理由をアピールできるようにしておくといいですかね?修士論文ができるまで2年間一緒に教授といるわけですから、話が合うといいですよね?
A .そうですね。今回の面接では特に、研究計画についての質問が多かったように感じます。教授陣から指摘や質問を受けたときに、狼狽えずきちんと説明できるようにしておくことが大事だと感じました。また、教授と話が合うことも大事だと思います。事前に面談をしておいて、話が合うか確認しておくといいのではないでしょうか。
Q .これから受験の人たちに何でもいいのでアドバイスをお願いします。
A . 情報収集から試験の対策まで、全てを1人で行うのは大変です。周囲の先生や赤田先生を頼りながら、より良い将来を切り拓いていってください。
Q .偏差値が40台前半の大学から、MARCHの大学院にジャンプアップして、偏差値が20アップしたわけですが、周囲の人の様子、扱いはなんか変わりましたか?
A .まだ合格が決まったばかりなので、あまり変化はありません。しかし、今後徐々に実感していくのかもしれないと思っています。
Q .学歴は絶対に必要なものではありませんが、あると便利な時があると思います。芸能人だと『Qさま』に呼ばれたりして仕事が増えます。MARCH以上を高学歴だと思う人が国民には多いと思うので、大学院卒の経歴と大学院での学びを通して、思いっきり成長して羽ばたいてくださいね。大学院が人生のジャンプ台になる人はいっぱいいますからね。