理想的受験生の合格の流れ
文部省が1991年に大学院拡充政策を打ち出した当時は、大学院生は全国に5万人でしたが、平成時代に大学院は増えて大学院生は30万人近くに増えました。
しかし、激動する大学院入試の全体像を把握することは受験生はなかなかできないため、せっかくの選択肢を逃していてもったいないと赤田総研は感じています。
そのため、赤田総研は、大学院受験の全体像(学問の再編、文理融合の動き、各大学院の入試科目、定員、入試倍率、どんな教授がいるかなど)を把握して、きれいごとでない大学院受験の支援をして来ました。その結果、多くの有名大学院の合格者が誕生し、多くのマスメディアで取り上げていただいて来ました。
大学院受験は情報戦で心理戦ですので、ちゃんとした情報を得て受験戦略を練って受験生活を送ることが合格を引き寄せるポイントです。
変貌する大学院!開かれた大学院!
大学進学が大衆化するとともに、大学院の役割も変化しました。研究者養成という本来の目的から、より多目的な学問研究機関として変貌を遂げています。博士課程まで進学して学者を目指すガリ勉の人だけが行ったイメージはかつてのものになっており、今では修士課程だけ学んで就職のステップアップにしたいような人も多く進学するようになっています。研究内容は、何の役に立つのかは一般人には理解できないようなものばかりでなく、研究したことを社会に活かしやすいような研究も行われて言います。研究は、堅苦しくてまじめなものから、アニメ、アイドル、スィーツ、ファッションといったやわらかいものまで、幅広く研究するようになっています。
多様化する大学院研究科
従来の縦割り型の研究科に、各学問を横断した新しい学際系の研究科が加わり、多様化、複雑化しました。これら学際系の大学院では、ひとつの研究科の中で、文学、経済、コンピューター、社会学、メディアなどあらゆることを研究できるようになっています。
総合文化(東大)、情報学環・学際情報学府(東大)、新領域創成科学(東大)、環境・社会理工学院(東京科学大)、政策・メディア(慶應義塾)、メディアデザイン(慶應義塾)、システムデザイン・マネジメント(慶應義塾)、健康マネジメント(慶應義塾)、アジア太平洋(早稲田)、国際コミュニケーション(早稲田)、環境・エネルギー(早稲田)、社会デザイン(立教)、地域創造インスティチュート(法政) など
要素論的アプローチと学際的アプローチ
受験生が大学院に求めるもの
大学院が多様化するとともに、大学院へ進学する方々の目的も多様化してきました。従来からの研究者志望に加え、どのような目的で大学院を目指すのか類型化してみましょう。
従来からの①に加え、近年は②~⑫が増えています。
大学院は、研究職を目指す人だけの場所ではありません。
多様な人たちの知的好奇心を満たし、自己実現を追及する場になっています。
選択肢を増やす受験戦略
社会学・学際系で、東大・京大・一橋・東京科学大・早稲田・慶應義塾のいずれかの大学院に進学したいと考えている方であれば、ふつうは
・人文社会系研究科(東大)
・文学研究科(京大、早稲田)
・社会学研究科(一橋、慶應義塾)
の5つを受けることを考えます。
ところが、表のように約50の研究科という選択肢があるのです。これらの中から、入試科目、カリキュラム、教授などを考慮して、いくつか併願することで、有名校に合格する可能性が高まります。
代表的入試科目パターン
まとめ
赤田総研の基本的考え方
人文科学・社会科学や学際・文理融合分野、自然科学分野において、同じような受験準備で受験できる複数の大学院を作戦を立てて併願し、有名校合格を引き寄せることをコンセプトとしています。
自分のポジションを考えた戦略①
自分のポジションを考えた戦略②
自分のポジションを考えた戦略③
日本の大学院は随分変わりましたが、多様化、複雑化していて、受験したくても何が何だかわからなくなってこんがらがってしまう人が多くなっています。もしポイントを理解してうまく作戦を練って行動すれば、ものすごく多くの選択肢があり、有名校合格を引き寄せやすいため、大学院受験は情報戦になっています。もしよろしければ赤田総研にご相談ください。