東大出身者の職業は専門職が多い

東大卒業者の中でかなりの割合を占めている「専門職」とは、具体的にはどのような仕事でしょうか。自身の現職を「専門職」と回答した人たちが、仕事内容を記述してくれた結果を分類すると、約半数が「研究者、大学教員」、1割強が会計士やコンサルタントなどの「ビジネス系専門職」、約1割が「医師」、1割弱が「弁護士」、5%が学校教員や塾講師などの「教育系専門職」という結果でした。

 理系に限れば「研究者、大学教員」が6割を占め、逆に文系では「ビジネス系専門職」と「弁護士」がそれぞれ2割以上と多くなります。学部卒の専門職は3人に1人が「ビジネス系専門職」ですが、博士では8割弱が「研究者、大学教員」です。東京大学が総合大学であることを反映して、「研究者、大学教員」が専門とする分野も、人文系、社会科学系、自然科学系という形でバラエティに富んでいます。

〈Youは何しに東大へ?〉「官僚」でも「商社」でもない…「東京大学」卒業生に人気の“仕事”とは

Contents

Category

カテゴリー