福井県立大学恐竜学部スタート。恐竜だけでなく貝類やカメ、昆虫、植物、地層など古生物学や地質学全般を広く深く学べる教育環境

 福井県立大学恐竜学部の1期生34人が7日、入学した。同県永平寺町の永平寺キャンパスで全学部の入学式に臨んだ後、同県勝山市の県立恐竜博物館で恐竜学部だけの入学セレモニーに参加し、さっそく最新研究の一端に触れた。

 入学セレモニーでは、西弘嗣学部長が「毎日恐竜を眺めながら、恐竜ざんまいの4年間を過ごせるカリキュラムを用意しています」と歓迎のあいさつ。恐竜王国福井の礎を築いた東(あずま)洋一・県立大名誉教授は「恐竜を勉強するのではなく、恐竜で自然科学全般を勉強してください」と呼びかけた。客員教員となる恐竜博物館の研究者や学芸員も紹介され、恐竜だけでなく貝類やカメ、昆虫、植物、地層など古生物学や地質学全般を広く深く学べる教育環境について説明した。

福井県立大学恐竜学部1期生34人 県立恐竜博物館で入学セレモニー

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