通信制高校への進学者がとても増えていて、卒業後の大学進学者も増えている。リクルートの調査。

卒業後の進路にも変化が見られる。2015年度に通信制課程から大学へ進学した生徒は6,974人だったが、2024年度には17,917人と約2.6倍に増加。大学進学率も13.5%から21.2%へと上昇した。従来は専門学校や就職が多かったが、現在では大学進学者が専門学校進学者に迫る勢いで増加している。

さらに、通信制大学への進学者も増加している。2015年度には通信制課程の高校卒業生のうち0.6%(332人)が通信制大学へ進学していたが、2024年度には3.0%(2,567人)まで増加した。

リクルート進学総研は、ZEN大学や東京経営大学など、新たな通信制大学の開校も進み、高校・大学の双方で通信制の選択肢が広がっていることから、今後の動向が注目されるとしている。

リクルート、通信制課程の実態を分析――高校生全体で約10人に1人が通信制課程を選択

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