アメリカで宇宙工学を学んだ大学生が力士に。

大相撲の春場所(3月9日初日、エディオンアリーナ大阪)の新弟子運動能力検査が12日、東京・両国国技館のアリーナで行われ、唯一の受験者だった今田光星(24=音羽山)が合格した。春場所前に行われる3月1日の新弟子検査を経て同場所で初土俵の見込み。

身長173・5センチ、体重120キロの今田は、元幕内・安芸乃州の長男。本格的な相撲経験はなく、これまで柔道に打ち込んできた。東京都出身で、安田学園高卒業後に渡米。ネバダ州立大で宇宙工学を学びつつ、柔道の全米オープンを制した実績を持つ。パリ五輪90キロ級銀メダルの村尾三四郎とは同学年で、小学生5年時の全国大会準決勝などで対戦。そのときには村尾に敗れた。2人は現在も交流があるという。

米大学で宇宙工学専攻、柔道全米OP優勝…異色の経歴持つ力士の卵が新弟子運動能力検査合格

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