原民喜や鈴木三重吉の作品など広島ゆかりの文学資料3万点以上展示浅野文庫等施設(仮称)

広島市は、市長公館(中区上幟町)を廃止した跡地に新設する専門図書館「浅野文庫等施設(仮称)」の基本設計案を明らかにした。2026年度に着工し、29年度中の開館をめざす。

 浅野文庫は、旧広島藩主の浅野家が寄贈した古書などのうち原爆による被災を免れた約1万点の資料群。原民喜や鈴木三重吉の作品など広島ゆかりの文学資料3万点以上とともに市立中央図書館(中区基町)に保管されているが、図書館がJR広島駅南口の商業ビル「エールエールA館」へ移転するため、専門図書館を新設してそれらの資料を収容することになった。

浅野文庫、一般利用拡充へ 専門図書館の設計案明らかに

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