立命館大学出身の社長の経営力がすごいという日本経済新聞の記事がありました。

『日本経済新聞』2025年2月26日付に、これまで見たことのない大学に関する記事が掲載された。その結果も衝撃的だ。

「デキる経営者、どこ大出身?」の見出しの下に、ROE(自己資本利益率)では立命館大学が日本一(10.9%)と分析されている。本調査は、上場企業約2200社の最終学歴を集計し、社長数が多い上位25大学を各経営指標で分析したという。

ROE=当期純利益÷自己資本×100で、株主が拠出した資本(株主資本+その他包括利益累計額)に対して、どのくらいの利益(親会社株主に帰属する当期純利益)を上げたかを示す。経営指標の中でも、経営効率性を測る最重要指標の一つである。

上位5位を見ると、一般の大学別順位と逆転した現象になっていることがわかる。関西私立2、関東私立1の後に定番の国立2として京大、東大が並ぶ。この順位ですべてを語ることはもちろんできないが、①私立>国立と②関西>関東は事実である。

この結果では、私立大学出身社長のほうが国立より、関西の大学出身者のほうが関東より経営効率をより意識、実践して成果を上げている、といえる。

この中で、立命館大学はROEが首位のみならず、PBR(株価純資産倍率)も1.34倍で2位にあり、25大学の中で立命館出身社長の経営努力が特質される。

社長数が多い上位25大学でROEトップ「立命館出身者の経営力が高い」理由とは?

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