明石要一・千葉大名誉教授(77)(教育社会学)は、長嶋学を提唱。AIを超えた存在。

長嶋さんが巨人に入団した頃からの大ファンで、長嶋さんの魅力を研究する「長嶋学」を創設した明石要一・千葉大名誉教授(77)(教育社会学)は「AI(人工知能)を超えた存在で、理屈で説明できない手法で人を育てた人だった」と語る。

 明石さんは、ヤクルトなどで監督を務めた野村克也さん(20年死去)と長嶋さんを比較。野村さんが論理的に人の能力を伸ばす「学校教育型の人」だったのに対し、長嶋さんは感性で才能を引き出す「学校教育の限界を超えた人」だったと分析した。

 明石さんは「生成AIが色々と教えてくれる時代になっても、長嶋さんのような感性は教えてくれない。もっと長生きして、これからの時代の生き方を示してほしかった」と惜しんだ。

長嶋茂雄さんは「AI超えた存在」…「長嶋学」提唱の千葉大名誉教授「学校教育の限界を超えた人」

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