ローマ字表記がヘボン式に…70年ぶり文化庁が変更へ

ローマ字の統一的な表記を検討してきた文化庁は、英語の発音に近い「ヘボン式」を基本とする答申素案をまとめた。20日に開かれる文化庁の文化審議会小委員会に示す。審議会は今年秋にも文部科学相に答申する見通し。ローマ字表記は「訓令式」を基本とした1954年の内閣告示は、約70年ぶりに変更されることになる。

 訓令式は、「し」を「si」、「ふ」を「hu」とつづる。ヘボン式は英語の発音に近い「shi」「fu」と表記。学校では内閣告示に従って訓令式を中心に指導しているが、社会ではヘボン式が広く浸透している。

「し」は「shi」で「ふ」は「fu」、ローマ字表記がヘボン式に…70年ぶり文化庁が変更へ

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