大学進学率は、東京81%・山口39%へ。教育格差が広がっていく見込み。

文部科学省は2025年5月28日、「各都道府県における高等教育の現状に関する調査研究」の報告書を公開した。各都道府県ごとの大学数や大学進学率など基礎データを一覧で掲載したもので、2040年の大学進学率は最多の東京都80.5%に対し、最少の山口県は38.5%と推計された。

 この報告書は、各都道府県における高等教育の基礎データをまとめたもの。18歳人口、高校等卒業者数、大学・短大・専門学校進学率、大学数、入学定員、大学入学者数、自県進学率、県外から流入、県内から流出、県内高校卒者の大学進学先、県内大学入学者の出身高校所在地などを都道府県別で掲載している。なお、入学定員以外は文部科学省「学校基本統計(2023年度)」をもとに、一部データは二次利用に基づき補正、入学定員は同省が再集計したデータとなる。

大学進学率、東京81%・山口39%…2040年に地域差拡大

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