みずほ銀行などのグループが金融工学、数学などの博士家政修了の人材の初任給を38万円に。

みずほフィナンシャルグループ(FG)は、2026年4月に入社する博士課程修了者の初任給を前年から8万円引き上げ、月額み38万円とすることを決めた。大手金融グループでは最高水準で、金融工学や数学などの専門人材の採用を強化する狙いがある。

みずほ銀行やみずほ証券などグループ主要5社の新入社員が対象。学部卒と修士課程修了の初任給も2万円引き上げ、それぞれ28万円と30万円にする。初任給の引き上げは24年4月入社を対象に実施して以来、2年ぶり。

 物価高による既存社員の賃上げに合わせた引き上げに加え、専門性を考慮して博士課程修了者の引き上げ幅は学士・修士の4倍とする。金融工学などの専門人材は外資企業との奪い合いとなっており、採用力を高める。

みずほFG、来春入社の「博士修了」初任給38万円に引き上げ…金融工学など専門人材の採用強化

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