女性当選者の比率が全国トップだったのは、千葉県白井市(55.6%)。千葉ニュータウンの一角を占める同市の人口は約6万人。都心にアクセスしやすいベッドタウンとして発展してきた。朝日新聞デジタルによると、笠井喜久雄市長は女性市議が多い理由について、新興住宅地を抱えているためだと分析。「(政治に)女性が参画しやすい土壌が白井市には育まれてきた」と述べているという。
2位は、兵庫県宝塚市(53.8%)。約22万人の人口を抱える同市は、大阪市と神戸市に近く、両市へのベッドタウンとして知られている。神戸新聞によると女性市議が増えた背景には、2010年に市が始めた女性限定の講座「おのウィメンズ・チャレンジ塾」の存在があるという。