アメリカ宗教界で新教皇について賛否両論

【ワシントン時事】新ローマ教皇に米国出身のプレボスト枢機卿が選出されたことを受け、米宗教界からは8日、祝福の声が上がった。一方、トランプ大統領の熱狂的支持者からは、政権に批判的なプレボスト氏を非難する向きもあった。

 母校でカトリック系のビラノバ大(ペンシルベニア州)は「レオ14世は謙虚さや温かさで知られ、私たちの教育的使命を再確認する契機になる」と歓迎。米国ユダヤ人協会(AJC)は声明で、「カトリック教徒とユダヤ教徒の良好な関わりに向けて緊密な関係を築くことを楽しみにしている」と述べた。

 これに対し、トランプ氏と親しく、ホワイトハウスにも出入りする極右インフルエンサーのローラ・ルーマー氏は「反トランプ、移民受け入れ推進派の完全なマルクス主義者だ」などとSNSで酷評した。

米宗教界から祝福の声=トランプ氏支持者は批判も―新教皇選出

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