1991年に文部省が大学院の質的量的拡充政策を打ち出しました。
かつての日本の大学院は、学者を目指す人が行く、
かたくてまじめなところでした。
しかし、1991年の文部省の大学院拡充政策によって
日本の大学院は変わりました。
立派な社会人の養成を目的とした大学院、
社会人も通いやすい夜間大学院、
学術研究がメインでない専門職大学院、
入試に英語がなくていい大学院、
英語も専門の筆記がなく面接だけでいい大学院、
などいろいろな大学院、
リスキリングしたい人にぴったりの大学院など、
いろいろな大学院が増えました。
就職をよくしたいから学歴ロンダリング
転職につながる実践的な学びがしたい
子どものお受験対策で親の学歴アップ
婚活の条件をよくするための学歴ロンダリング
生涯学習 リスキリング
趣味の探求
生きがいの探求
居場所が欲しい
シニアライフの充実
学歴コンプレックスの解消
など本当に多様な目的の人が
大学院に行くようになっています。
しかし、学歴コンプレックスを癒したいんですよ、
と生々しいことを大学院受験で言うと合格にくいので、
本音と建前を使い分けることは大事ですし、
大学院は本来は研究するところですので、
大義名分をちゃんと用意して面接を乗り切ることが大事ですので、
「大学院受験は情報戦で心理戦!要領と気合と人情です」よ。