ラサール石井さんが、新自由主義の弱肉強食の経済政策に抗った森永卓郎さんを追悼。

タレントのラサール石井(69)が29日までにX(旧ツイッター)を更新。ステージ4の膵臓(すいぞう)がんで闘病中で、28日に原発不明がんのため67歳で亡くなった経済アナリスト森永卓郎(もりなが・たくろう)さんの訃報を受け、追悼した。

ラサールは「森永卓郎さんが亡くなった。本当に最後の最後、ぎりぎりまで命の灯を燃やして、文字通り命懸けで財務省と闘い、新自由主義に抗い、大企業だけが潤い弱者が損をする経済のカラクリを訴え続けた」と森永さんの功績を称え、「その道を閉ざすことなく、伝道の光を道標に我々もあとに続きます。合掌」と悼んだ。

森永さんは1980年(昭55)に東大経済学部を卒業し、日本専売公社に入社。三菱UFJリサーチ&コンサルティングなどをへて、独協大教授に。03年に出版した著書「年収300万円時代を生き抜く経済学 給料半減が現実化する社会で『豊かな』ライフ・スタイルを確立する!」は200万部以上のベストセラーになり、“モリタク”の愛称で、ラジオやテレビで経済を分かりや説明して人気者となった。近年は著書「ザイム真理教」などで財務省主導の緊縮財政を批判していた。

ラサール石井、森永卓郎さん追悼「弱者が損をする経済のカラクリを訴え続けた」

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