ローカルフードが全国区になるかどうかの研究もおもしろいですよね。資さんうどんはどうなるものか。

「ローカルフードが全国区になるのは“自己矛盾”をはらんでいる」と流通ウォッチャーの渡辺広明氏(58)がいつになく鋭い指摘を行った。その視線の先にあるのは話題の「資さんうどん」。記者とともに実食してそのポテンシャルを探った。

北九州発祥の「資さんうどん」が絶好調だ。すかいらーくHDが2024年10月に約240億円で株式を取得し完全子会社化。もともとは福岡・北九州を拠点に約80店舗を展開するローカルチェーンだったが、12月に千葉に八千代店を出して関東初進出。その後も東京、埼玉と店舗を増やし続けている。2月24日にオープンした両国店は長蛇の列ができ、1か月以上たった今なお昼と夜のピークタイムには店外まで客が並ぶ盛況ぶりだ。北九州市出身で、現在はMLBのカブスで活躍する今永昇太投手(31)が1年間の公式アンバサダー契約を結んだことも話題を呼んだ。

資さんうどんは全国区になれるのか? ローカルフードが殻を破るために必要な〝翻訳〟

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